114 人中、107人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
14番目の月, 2007/2/26
レビュー対象商品: さよならみどりちゃん [DVD] (DVD)
この映画を見た人で星野真里のヌード狙いだった人は
「貧弱な体でがっかりした」「あんな体で脱ぐ必要はあったのか?」と
酷評する人が多いけれどそもそも星野真里はグラビア出身でもないし
服の上からでもいい体してるとは到底思えないのでそんな期待に胸(と下半身)
膨らませて見る方がいけない。そして脱ぐ必要はあったのか、という人に対しては
「あった」と言い返したい。この作品はユタカ(西島秀俊)とユウコ(星野真里)の
セックスしている関係を主軸にして話が進む。何度も出てくるセックスシーンで
よくあるギリギリヌード(乳首のみ隠す)に逃げることもできるが
星野真里がフルヌードになるのは最後のみ。ユタカへそれをいったら二人の関係はおしまい
になるがずっとずっと心のなかで抑えつけておいた想いをすべてぶちまけるシーン。
心も体も素っ裸で、その貧弱な体で、泣きながらユタカ(ついでに西島秀俊の尻を出して
素っ裸)に想いを告げることにこのシーンは意味があったのだと思う。
そしてラストに続く星野真里のはじけたカラオケにも意味がある。
人前で歌えないこととユタカへ想いを告げられないことが平行して進むシナリオのなかで
最後の最後で一気に抑圧から開放されたことを見る側に伝えているのだ。
星野真里の裸よりもこのはじけたカラオケのシーンのほうが好きだ。
一言で総括するとこの映画は「ろくでなし男とそれに惚れるダメ女の話」
だがこのはじけたカラオケシーンに小さな「救い」が見えた。
44 人中、42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ハートせつなく、そして..., 2005/12/28
レビュー対象商品: さよならみどりちゃん [DVD] (DVD)
瑞々しい青春映画で定評のある古厩智之監督、初の『恋愛映画』です。ヒロインが惚れる男はひどい男で、そんな男を好きで好きでたまらないヒロインゆうこも、ダメな女だ。でも、そんな男と女のゴチャゴチャしたみっともない関係こそが、この映画のメインテーマともいえます。いつもながらのツボを心得た演出、効果的な風景と巧みな撮影に加えて、駆け抜けていく青春も、いつのまにか終わるものだと痛切に感じさせる...。
ヒロインのゆうこを演じるのは星野真里。サラリと脱いでくれたのは、よかった。なんか生々しさというか、ヒロインの心の揺れ動きとともにリアリティがあるのだな。(笑) そして、ユタカを演じる西島秀俊。ちゃらんぽらんで、女好きの男。何でこんな男に女はホレてしまうのか、と思わせるそんな男。似合ってました。
ゆうこは、どこまで行っても二番手だった。だけど、封印していた告白の言葉を、ついに口にしてしまう。そして、残酷(?)なラストとエピローグ。『あなたの気持ちが、読みきれないもどかしさ。だからときめくの。愛の告白をしたら最後、その途端終わりが見える……。』本当に、ちょっとビックリするほど本作にピッタリくる。ユーミンの曲を歌うゆうこ。歌は、確かに下手なんだけど、それが逆にこの場面には合っている。古厩監督の優しさが、彼女への展望を与えたのかもしれない、と思う。
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5つ星のうち 4.0
せつないー, 2007/8/21
レビュー対象商品: さよならみどりちゃん [DVD] (DVD)
「こういう関係もいいよな」
「ソープで働かない?」
次から次へとダメンズ語録がでてきます。
ダメンズ役の西島秀俊はダメっぽく演じているのはわかったんですが
サラサラ髪と白シャツが、ユタカを爽やか好青年にみせてくれます。
(それはそれで個人的には非常に好ましいんですが)
この雰囲気にコロリと騙されるという意味では、いいのかな。
清潔感を拭えない、インテリ爽やか俳優が演じたところが、いいのかもしれないです。
どんなにヒドイセリフを吐いても、上品さが漂ってますが・・・
「実はいい奴なんじゃないか、私ならこの人とやってけるんじゃないか」
と錯覚させるという演技力はすごいとおもいました
ユウコは長い黒髪とほそーい体がアンニュイで
哀愁漂って、この役は星野真理ちゃんがぴったり。
この子もまた、騙されなさそうな、いい子ぽいのが同情を誘うというか。
いい子でかわいいんだから、他にもカッコよくて優しい人いるじゃんーと、おもってしまう。
でも話の中でも、普通のいい子よりも、ユタカにカンペキ心奪われちゃってましたね。
結末が、先読みできる展開だけに、はじめからせつなかったです。
星野真理ちゃんがこんなに演技達者だとは思わなかった。
これまでのイメージをすっかり拭ってくれました。