ある日、ひきこもりの青年が、
赤ん坊の世話をすることになってしまう。
そこから始まるこの物語・・・。
読後は、温かい感情がわきあがります。
各章は、オムニバス形式でさまざまな人物についての事情が
語られ、ラストに向けて、自然にそれらがつながっていきます。
ミステリーといえば「事件」
それも、「犯罪事件」のように勝手に思いこんでいたわたし。(恥ずかしい!)
たしかに事件(おおごとだ!)ではありますが、途中で語られるさまざまな感情は共感でき、
人間の温かさを感じる結末は、とても好きでした。
偶然、帰宅途中につけた車内のラジオで「最近オススメのミステリーはなんですか?」
との問いに、ゲストのミステリー小説を手掛けているらしい、編集者のような方があげた2冊のうちの
1冊でした。
ミステリーは奥が深いジャンルなんだなと知ることができました。