読みやすい文章構成と謎に満ちた内容がとても好印象でした。
幽霊の警官と、大学生の書店アルバイトという「淡いラブコメで、恋した幽霊が女の子を護るお話なのかな〜」ぐらいの軽いノリで読み始めたところ、数ページでその気持ちはどこかへ消えていきました。
このお話では「時間」が一つのキーワードになっていて、
「シキイ」でのルール、死者と生者の関係、「カラノ アユム」という男、「西」との戦争・・・
数えたらきりがないくらい「謎」に満ちています。
また、どこで謎が解けたのか分かりやすいので、ミステリー小説が苦手な人でも楽しめると思います。
ヒロインである継美ちゃんの描写もドジな感じで可愛らしくて(個人的に)好きです♪
最後の方ではしっかり話の伏線も回収されてて、主人公が幽霊なので100%ハッピーエンドとまでは行かないものの、良い終わり方をしていたと思います。
少しネタバレをすると「恋愛というより愛情」って感じかな?
僕としては、是非読んでいただきたい一冊ですね。