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さよなら、そしてこんにちは (光文社文庫)
 
 

さよなら、そしてこんにちは (光文社文庫) [文庫]

荻原 浩
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

笑い上戸で泣き上戸の営業マン・陽介の勤め先は葬儀会社だ。出産直前で入院した妻がいるがライバル社を出し抜いた葬儀があり、なかなか病院にも行けない。生まれてくる子どもの顔を葬儀の最中に思い浮かべ、笑顔が出そうになって慌てる。無事仕事を終え、病院に向かう陽介にまた厄介な案件が…(表題作)。―人生の悲喜こもごもをユーモラスに描く傑作短編集。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

荻原 浩
1956年埼玉県生まれ。’97年「オロロ畑でつかまえて」で小説すばる新人賞を受賞。2005年には『明日の記憶』で山本周五郎賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 287ページ
  • 出版社: 光文社 (2010/11/11)
  • ISBN-10: 4334748686
  • ISBN-13: 978-4334748685
  • 発売日: 2010/11/11
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ヤキソバ 殿堂入りレビュアー トップ500レビュアー
形式:単行本
短編集。
それぞれの作品は、喜怒哀楽であふれています。

例えば、表題作の「さよなら、そしてこんにちは」は、葬儀社の社員が主人公です。
葬儀なので、他人事とは言え、遺族が悲しんでいる姿を見るのは、大変辛いです。
しかも、臨終間もない霊安室で、早くも営業を行うのです。

これらの大変辛い場面が、どこかコミカルに描かれています。
そして、物語の締めくくりは、タイトルそのものです。

「長福寺のメリークリスマス」では、仏の使者がクリスマスに手を染めます。

かように、本書に収録されている作品は、少し、にやけてしまうものが多いです。
著者には、非常に重いテーマを扱った、いくつかの心をえぐる様な長編作品もあります。
しかし、本書収録作品の様な、鋭い着眼点に重点が置かれた作品は、これくらいの短編が丁度良いです。

あまり構えないで、気楽に対峙出来ます。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ひと括りで云えば、仕事上相容れないものが敢えて遭遇したらどんなドラマが生まれるのか?をテーマにした短編集です。生まれてくる子どもが待ち遠しい葬儀屋の営業マン、テレビの健康番組に振り回されるスーパーマーケットの店員、子供番組に我が子より夢中になってしまった母親、客足の伸びない寿司屋に訪れた評論家風情の男など、禁忌を破ってのめり込んでしまう登場人物達がすこぶる滑稽で、また愛らしいです。中でも『美獣戦隊ナイトレンジャー』は若い母親の少しだけ背徳の楽しみ方が面白かったし、『スローライフ』は仕事に忙殺される料理評論家の慌て振りにマスメディアに携わる人間の分刻みのスケジュールに少し憤り大いに同情したりもしました。お勧めは『長福寺のメリークリスマス』です。禁忌を破って愛娘のためにクリスマスグッズを買いに奔走する住職の姿が笑いを誘うとともに、宗教の壁を乗り越えてもっと大切なものがあることを教えてくれました。実際、基本は仏教なのにキリスト教も取り入れている某宗教団体もあるくらいですからありえない話では無いのです。
どれも40ページそこそこの短編に収められていますが、なかでも『ビューティフルライフ』は『大草原の小さな家』みたいに長編にしても良さそうな作品なだけに潔いつくり方をしているとも感じました。

う〜ん、荻原先生の小説はやはり面白いですね。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
萩原浩のこの種の小説を読むと、いつも笑ってしまうのだが、その中に何か人生の悲哀のようなものを感じる。

本書は、テレビ番組の健康コーナーを日々チェックしながら仕入れに追われる、スーパーの食品売場責任者(「スーパーマンの憂鬱」)。若い妻と愛娘にクリスマス・パーティーをねだられる住職(「長福寺のメリークリスマス」)。など、6編の短編からなっている。

主人公の、それぞれのプロフェッショナルな仕事を持つ人々や主婦はいずれも、世のため、人のため、愛する家族のため、そして自分のために一生懸命奮闘するのだが、思わぬことで翻弄されてしまう。どの短編も題材に沿って綿密な取材がされており、やたらその道に詳しいが、それだけに、主人公たちに悲壮感が漂い、一層コミカルに描かれている気がする。
本書は、「萩原テイスト」あふれる、ユーモアと悲哀感を併せ持つ物語の集まりである。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
面白かった
深く残るような重い話ではなく、気軽に読めてニコっとできる短編集。
ちょっとリフレッシュしたい時や、気分転換したいときには、お勧めです。
投稿日: 18か月前 投稿者: グローグロー
今から揃える
面白いね。
こんな作者がいたんだ。
他の物も探して揃えていこう。
投稿日: 2009/11/9 投稿者: さよなら埼玉
読みやすく、お手軽、面白く読める
この人の文体は奥田英朗とよく似た感じで読みやすい。
今回の本は短編だが、いずれも日常でありそうな話なの... 続きを読む
投稿日: 2008/8/21 投稿者: Shinya
みんな一生懸命生きている
もうすぐ子供が生まれる、笑い上戸な葬儀屋。
有機農法の農業をはじめるべく、都会からど田舎に引っ越してきた家族。... 続きを読む
投稿日: 2008/5/12 投稿者: 夢追い虫
ユーモアと切なさの、絶妙なバランス♪
見回せばどこにでもいるような、そんな人たちの日常を描いている。
登場人物の、生きることに一生懸命な姿が、読んでいて心にぐっとくる。... 続きを読む
投稿日: 2008/2/29 投稿者: ゆこりん
ユーモアと悲哀感、“萩原テイスト”あふれる短編集
萩原浩の小説を読むと、いつも笑ってしまうのだが、その中に何か人生の悲哀のようなものを感じる。... 続きを読む
投稿日: 2008/2/26 投稿者: Wakaba-Mark
期待はずれでした。
著者の本を読んだのは初めてです。... 続きを読む
投稿日: 2008/2/15 投稿者: ユキちゃん
短編。
著者は好きだけど長編が苦手な人には
お勧めです。

楽しめるかどうかは少々ものたりないかもしれませんが読みやすいです。... 続きを読む
投稿日: 2008/1/30 投稿者: 彩織
いっしょけんめい
人生の哀歓を描いた7篇の短篇集。
荻原さんの、ユーモア小説独特の語り口。... 続きを読む
投稿日: 2007/12/23 投稿者: まいる堂
もうひとひねりが必要
7つの短編集はそれぞれの立場の人が追い詰められた状況になっていくのは旨いんだけど、そのラストが解決であり抱腹絶倒にならない。... 続きを読む
投稿日: 2007/12/2 投稿者: naonao-703
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