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さよなら、お母さん: 墓守娘が決断する時
 
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さよなら、お母さん: 墓守娘が決断する時 [単行本]

信田 さよ子
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

愛情の押売り地獄から、どうにも逃げられない?
本気で一歩ふみだすなら、これが答えだ。
ベストセラー『母が重くてたまらない』の反響から生まれた、難問解決のための実践バイブル。

母であることからの卒業、娘として母から卒業すること、この二重の意味を含んだ問題意識から本書を書こう。
子どもを生んだからといって死ぬまで母である必要などない。
夫婦が離婚によって解散するように、ある時、母からも卒業できればどれほどいいだろう。
娘にはもちろん、変わろうとする母親のためにも処方箋を示そう。 (本文より)

内容(「BOOK」データベースより)

墓守娘とは、過干渉の母親をもつ娘をさす造語。子どもの人生に口を出し、果ては「介護は当然」「将来は自分の墓を守れ」と言い募る母親がいることから名付けられた。―ベストセラー『母が重くてたまらない』の反響から生まれた、難問解決のための実践バイブル。気持の上での決別から関係断絶まで、様々な「さよなら」のかたちを提示。

登録情報

  • 単行本: 205ページ
  • 出版社: 春秋社 (2011/10/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4393366387
  • ISBN-13: 978-4393366387
  • 発売日: 2011/10/17
  • 商品の寸法: 19.8 x 13.9 x 2.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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 私は自分の母親のことが理解不能でした。母について考えると気分が悪くなり、生前は(今は亡くなりました)会った後はしばらく鬱状態になるほどでした。この本には、母の理解不能な態度の理由について、比較的納得できる答えがありました。

1)私の母はなぜ、私の意思や気持ちを無視して、自分の有能さをひけらかしてばかりいたのか。←理由:子どもに対する「私が生んだ」「私が育てた」という絶対的優位の感覚を手放したくなかったから。

2)私の母はなぜ、私に高い教育を受けさせるために形相を変えて働いていたのか。←理由:ダメな夫と結婚したという自分の失敗を認められず、自分自身を放棄して、世間の価値基準と同一化したから。

3)私の母はなぜ、私の女性としての成長や幸せを嫌悪したのか。←理由:女性嫌悪・女性蔑視の感情をもっていたから。

4)私の母はなぜ、母と違う考えや感情をもつ私を馬鹿にしたりしたのだろうか。←理由:子ども自分の一部と思い、夫や世間に対するリベンジの道具としたかったから。

 これらの理由は、いずれも母との関わりの中で薄々感じていたことでしたが、この本によって、母の態度との対応をきれいに理解することができました。また、苦しむ娘たちの母親の一般的な特徴として活字にしていただくことで、私と私の母親だけの問題ではないのだという安心感を得ました。

 私の心は、まだ母親に乗っ取られているような状態で、自分の気持ちをうまく感じることができません。母や周囲に期待される結果を必死で実現しようとするだけのロボットのような気分です。自分自身になりたくて、この問題に10年以上取り組んでいますが、今なお、自分が自分らしくあること、健康な人間関係をもつこと、誰かに大切にされて幸せになることなどに恐怖を感じます。

 このような形で母を理解することで、私の中に住み続ける母親と距離を置くことができたらいいと思っています。できたら、これらの理由に書かれた母親の心理をきちんと批判して、強く生きていきたいと思います。
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40 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
強烈なタイトルに引いてしまう人も多いかと思いますが、母親との関係に悩む女性の気持ちを見事に表現していると思います。
ここ数年、母親との関係に悩む従姉から相談を受けていますが、うまく励ますことができずもどかしさを感じていました。彼女の助けになるヒントになればと思い本書を手にとりました。
本書では、ある母娘の事例が物語形式で書かれており、引き込まれるようにあっという間に読んでしまいました。あらゆる立場からの視点、解決法が書かれており、従姉にすすめようと思いました。これを読めばいきなり解決、とはならないかもしれませんが、彼女の気持ちが少なからず楽になるだろうと思います。
私自身は母との関係はいまのところ良好で、いっけん関係のない本のように思いましたが、事例に出ていた母娘だって最初は良好な関係だったはず、私もひとり娘でいずれ母の介護をする身、読後、「まったく関係がないとは言い切れないな…」と考え直しました。また、プロローグで東日本大震災の被災者の方で震災後より一層母との関係に悩んだり、夫からのDVに悩んでいる女性がいると書かれていましたが、世間一般では支え合える、美しいものとされている家族のことで思いつめ、被災という大変な状況の中、何重にも苦しんでいる人が大勢いるんだという事実にショックを受けました。被災地の様子を伝えるニュースでは、そんなことはまったくと言っていいほど伝わってきません。きれいごとでは済まされない問題を抱えていながら、震災後、家族の絆が声高にうたわれる風潮の中、大きな声で自分の悩みを言えずにいる人が大勢いるんだと改めて感じました。
今回の震災で日本中の人々が大きなショックを受けました。著者もショックで原稿が書けなくなってしまったそうです。それでもやはり悩める女性たちと向き合い、「不幸は主観的なもの、不幸の比較はしない」という著者の姿勢に好感をもちました。

母親のこと、家族のことで悩んでいる多くの女性の救いになる1冊だと思います。また、自分には関係ないと思っている女性も、男性も、声なき声に耳を傾けるきっかけになる、一読する価値が大いにある本だと思います。
私は前作の「母が重くてたまらない」も読んでみようと思っています。
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29 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
自分の育った環境が当て嵌まりすぎて「うちと同じ」の連続。教育にうるさく言われ、親から暴力を振るわれ、夫婦仲が悪くなると父に差し出され、一人暮らしも反対され、何とか家を脱出した後も押しかけて来たり、手紙攻勢が続いたり…うちの母もお医者様に「病院に行け」と意味深な事を言われてましたっけ。私がカオリさんで弁護士ならば一生「育ててやった」と脅されて母の奴隷だったんじゃないかと。受験は次々失敗し、暴力三昧で死ぬかと思いましたが、おかげで6年交流のない今が幸せです。親から学んだ1番の教訓「自由はかけがえなく素晴らしい」
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