ブックレビュー社
燃料電池楽観論を引っ張る強気のトーン。イケイケの気分を知るならこれ
将来,石油が枯渇した時に燃料電池が自動車の動力源の主流を占める これは間違いないだろう。
将来,石油が枯渇した時に燃料電池が自動車の動力源の主流を占める これは間違いないだろう。
ただし,その前の段階,いつごろ普及が始まるのか,どんなエンジンから代替するのか,といったことになると見方は分かれる。企業トップやアナリストなど,距離を置いた場所にいる人は楽観論を唱え,開発現場に近くなるほど悲観論に変わる。
著者は楽観論の最右翼。「エンジンは頑張れば2010年ぐらいまで生命維持装置を付けて生き永らえるかも知れない」という認識だ。100%信じるのは危険だが,楽観論と知ったうえで読むなら今はこれしかない。事実関係もよくまとまっている。
しかし,「日本人の性格を読み切ったアメリカ政府の戦略」という見出しに代表されるように,様々な事象を"陰謀"で片づけようとする傾向がある。話を真実より面白くしすぎている点は全体の説得力を評価するうえで気になる。
(ブックレビュー社)
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出版社/著者からの内容紹介
急速にクローズアップしてきた燃料電池。自動車業界からエンジンを追放し、石油エネルギーに替わって21世紀の主役になるといわれる水素エネルギー革命をガイド。
内容(「BOOK」データベースより)
本書は燃料電池自動車出現の政治的背景、燃料電池開発をめぐる企業間競争、そして現在のエンジンが抱える問題点が平易に書かれている。
内容(「MARC」データベースより)
燃料電池自動車出現の政治的背景、燃料電池開発をめぐる企業間競争、そして現在のエンジンが抱える問題点について解説するとともに、この燃料電池自動車が今後の社会に及ぼす影響について考える。