内容(「BOOK」データベースより)
かつて検察事務官をしていた「私」は、いまは当時の警察人脈を利用して公然と駐車違反の車を動かすことを生業としていた。客のほとんどは、ホステスか水商売がらみ。一晩に五十八台の客の車を一、二時間ごとに十メートルずつ動かし、駐車違反を逃れることで生計を立てている。…ある日、客の紹介である男から失踪した姪の捜索を頼まれるが。(「船長のお気に入り」)掛け値なしの傑作と謳われた、ハードボイルド作品集。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
矢作/俊彦
1950年、神奈川県横浜市生まれ。東京教育大学附属駒場高校卒。高校在学中からダディ・グースのペンネームで漫画家として活躍。72年、早川書房の「ミステリマガジン」6月号に、処女作「抱きしめたい」を発表。二十一歳で小説家としてデビュー。78年には初の長編『マイク・ハマーへ伝言』を刊行し各方面で絶賛される。2003年に発表した長編『ららら科學の子』が第十七回三島由紀夫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)