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34 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
優しく厳しい言葉で、世界と「私」の関係が綴られています,
By
レビュー対象商品: さびしさの授業 (よりみちパン!セ) (単行本)
「赤毛のアン」「X-men」など親しみやすい作品を題材にし、いかにこの世界を生き抜いていくかという知恵を提示しながらも、 作者自身の通って生きた人生、経験、または心の傷を晒していく。 それは知恵というよりも、むしろ覚悟であり、 覚悟してきたものだけが発することのできる愛なんだと思います。 伏見氏はけして「前向き生きればなんとかなるよ」というような そのための「愛」が注がれている本なんです。 まさに「さびしさの授業」なんですね。 学級文庫に一冊(学校で一冊じゃ誰も読まん)
21 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
探しつづけています、私も,
By まえちゃん (東京都葛飾区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: さびしさの授業 (よりみちパン!セ) (単行本)
「無視」といういじめにあい、心の中が一変してしまったと言う著者、私も同じです。自分の居場所がなくなった気がして・・・自分の居場所は、身近な人達とていねいにつきあい、個人的な関係を深めることによってつくられる・・・同感です。私をどん底から救ってくれたのは、家族であり、親友だったから。 『シックスセンス』『千と千尋の神隠し』など、わかりやすい題材を使った説明は、年代を問わず、著者の意図を感じ取れると思います。 自分のさびしさを手放さず、だからこそ人とつながっていこうと努力する、それが生きていくことかもしれませんね。
19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
『私』は代替可能な存在だからこそ世界とつながりたい,
By アーモン (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: さびしさの授業 (よりみちパン!セ) (単行本)
他の方のレビューにあるように、本文のほとんどが他の作品の説明といっていいでしょう。読んでいて著作権は大丈夫かよ、とは思いました。 それぐらい多かったですね。 ほぼすべての作品を知っていたし、詳細な説明がなされているので例えとしてはわかりやすかったです。 本文の中でいちばん面白かった、というか感心した箇所は、世界と人との関わりに関しての記述でした。 ここを読んだだけで本書に出会った価値がありました。 筆者の父親の例から説明される、人と世界との関わり方の説明はとても興味深い事実です。 平凡な「私」どころかどんな「英雄」がこの世界からいなくなっても、世界は普通に動き続けるのですね。 ほとんどすべての人のポジションは代替可能だし、ある特定の人がいなくなっても世界は止まらないわけです。 この指摘はとても興味深かった、かけがえのない自分とは逆の考えなのですね。 とても納得です、この箇所はホントに良かった。 さびしさ=マイナスイメージと思われていますが、さびしさがあるからこそ人のことを思いやることができるし、気づくこと、成長することも多いのでしょう。 大人になったからそういうプラス面を思えるのかな、中学生以上だと「さびしさ」っていうのはもっと深刻かもしれないですね。 けどさびしさの先にある世界を知ることができると、大分違うかも、悩んでいる学生さんも読んでみてはどうでしょうか。
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