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さざなみ情話 (新潮文庫)
 
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さざなみ情話 (新潮文庫) [文庫]

乙川 優三郎
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

心底惚れぬいた松戸・平潟河岸の遊女のちせを身請けするために、命懸けの商いに手を染める高瀬舟の船頭・修次。社会の最底辺にあり、先の見えない不安に苛まれながら、けっして希望を捨てずに生き抜く人々の姿を叙情豊かに描く長編時代小説。銚子から利根川、江戸川を抜け日本橋まで荷を運ぶ舟運や、食売旅籠と呼ばれる遊郭など、江戸の世相・風俗がありありと描かれている。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

銚子から江戸へ。高瀬舟を駆って修次は暮らす。だが、借金して手に入れた舟では稼げる金もしれている。父兄を海で亡くした彼は、母妹の面倒もみなければならない。松戸の平潟河岸で出会った女が、彼の人生に希望を灯してくれた。ちせというその女は売笑をしていた。女衒に買われ流れてきたのだ。彼女を身請けして添い遂げようと修次は決意するのだが…。深い感動を呼ぶ時代長編。

登録情報

  • 文庫: 300ページ
  • 出版社: 新潮社 (2009/9/29)
  • ISBN-10: 4101192243
  • ISBN-13: 978-4101192246
  • 発売日: 2009/9/29
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 487,985位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
一夜の客となった船頭の修次と遊女ちせの恋物語。男性側・女性側と順番に話が進み、お互いの仕事や境遇が丁寧に描かれています。船頭の仕事のきついこと、遊女が体や心が弱っていく様や捨て鉢になっていく様子など、どれもリアリティがあって実際はこうだろうなあと思えてきます。お互いがたった一つの希望みたいになって、でも一緒になるのはとっても無理、と読み進んでいくと、何と最後にびっくりの結末が用意されています。この作者はこんな事を考えるなんて結構大胆な人だなあと感心したりして。毎回最後に二人一緒のシーンで終わるのもいかにも「情話」という感じがしました。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By rock-c
形式:文庫
市井もの長編時代小説
じっくりと浸りたかった為、短篇ものを避け長編を選んだ。

さて、内容
高瀬船の船頭と郭の女郎。先の見えない日々にも一縷の望みを捨てず、お互い支え励ましあい生きていく叙情篇。

やや単調気味で話しに大きな展開がない為、ページを捲る速度が遅くなる。
「次は?次は?」と駆り立てられるものがない。何となく先が読めてしまうため後半は想定内。

根底が悲しいストーリであるため、「最後は悲劇で終わらぬよう、心中や脱出失敗で終わらないように」と、期待して最後を迎えた。

「そうか、よかったよかった」と、happy end。
安心した。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
話はいたって単調です
しかし 時代こそ違えど 今の時代を生きる
私たちと 主人公たちが見事に 一致するのです
だから 読みすすめずにはいられない
共感するわけですね
このあたり さすが乙川先生ですね
今 出口が見つからず
もがいておられる方には
いい本だと思います
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