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ささらさや (幻冬舎文庫)
 
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ささらさや (幻冬舎文庫) [文庫]

加納 朋子
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

突然の事故で夫を失ったサヤ。しかし奇妙な事件が起きる度、亡き夫が他人の姿を借りて助けに来てくれる。ゴーストになった夫と残された妻サヤの、切なく愛しい日々を描く連作ミステリ小説。

内容(「BOOK」データベースより)

事故で夫を失ったサヤは赤ん坊のユウ坊と佐佐良の街へ移住する。そこでは不思議な事件が次々に起こる。けれど、その度に亡き夫が他人の姿を借りて助けに来るのだ。そんなサヤに、義姉がユウ坊を養子にしたいと圧力をかけてくる。そしてユウ坊が誘拐された!ゴーストの夫とサヤが永遠の別れを迎えるまでの愛しく切ない日々。連作ミステリ小説。

登録情報

  • 文庫: 360ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2004/04)
  • ISBN-10: 4344405048
  • ISBN-13: 978-4344405042
  • 発売日: 2004/04
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.2 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 101,824位 (本のベストセラーを見る)
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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
「ばかっさやめ。すぐに人を信じるんだから」
少し乱暴で、でも愛情いっぱいのこの科白が本当に聞こえてくる。
それ程、登場人物が生き生きと息づいている作品である。

馬鹿正直で少女のような幼さのサヤと
生まれてすぐのユウスケを置いて交通事故で死んでしまった夫。
連作短編集となっていて一話ごとにサヤはちょっとした事件に

巻き込まれる。しかし家族が心配でたまらない夫は幽霊となって
見守りつづけ、謎を解き、サヤたちを守る。

ファンタジーと日常の謎の合いの子のような暖かい作品。

設定だけ読むと子供だましのような小説と思うかもしれない。
だが、そんな安っぽさは微塵も感じられない。
むしろありえないはずの設定を素直に信じ

その世界にすんなりと入り込むことができる。

なぜだろう?
すぐに人を信じてしまうサヤに私も知らない間に
影響を受けたのかもしれない。
彼女の暖かい人柄に多くの人が救われる。
おせっかいで口うるさいおばあちゃんたち3人衆。
口が悪く、見た目もヤンキーのようなママ友達。
いまどき珍しい「ご近所付き合い」がここでは展開されていて

それがほほえましく、うらやましい。

きっと彼女は永遠に変わらないんだろう。
ずっと少女のような心をもちつづけるんだろう。

けれども、夫はその様子を見守ることはできても
一緒に体験することは二度とない。
彼女が魅力的であればあるほど、夫の最後の決断はさびしく、
読後感は切ない。

このレビューは参考になりましたか?
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
始めは主人公がふにゃふにゃしていて、
どうしても好きになれなかったのですが、
様々な事件を経て、徐々に芯のある強さが出てくる
彼女の姿は魅力的でした。

登場人物がおもしろく軽快なやり取りをするので
全く悲しい話ではないのですが、ホロリときます。
特に「待っている女」での夫の変わらぬ優しさを感じて泣けました。

死んでしまった人はいつまでも変わらないけれど、
残された人はそこで足踏みをするのではなく、
変わっていく勇気を持つことが必要なんだと感じました。

このレビューは参考になりましたか?
25 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By basil
形式:単行本
死者の魂が残された者へ送る小さな魔法、切なくて、それでいて温かい物語です。
大切なサヤとユウ坊を残して死という運命を受け入れるしかないダンサ様、残された妻をただ見守るしかない彼の気持ちが軽快な文章の中に痛い程伝わってきます。
本当の別れとユウ坊にかけた最後の魔法。
彼が幾度となく繰り返す「馬鹿っサヤ」という言葉が胸にきます。

加納朋子さんの作品に共通する温もりが「ささらさや」という題名と同じように優しく読み終えた後も包み込んでくれます。

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投稿日: 2007/4/29 投稿者: 朧
最初はビックリした。
ドラマの原作とゆうことで買いました。... 続きを読む
投稿日: 2006/8/16 投稿者: ましろん
別れてしまうのならば、少しでも長く。守り人との切ない時間
... 続きを読む
投稿日: 2006/7/1 投稿者: ひいらぎ
こういう話、大好き☆
主人公さや、のキャラがとても魅力的です。すんなりと感情移入でき、さやの行動が目にありありと浮かんできました。... 続きを読む
投稿日: 2006/6/6 投稿者: アキト
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