9巻にも及んだ「ささめきこと」もここに完結します。
純夏と汐はお互いの気持ちを確かめ合って、この先の人生を二人で生きていくことを周囲の人たちに告白する。
三年生の時間はホントに「アッ」という間に過ぎてしまいます。
入学式で汐の生徒会長としての活躍が見れるかと思ったら、すぐに卒業式。
周囲の仲間たちもふたりの関係に慣らされていたこともあってか、祝福の言葉に包まれる。
でもね。実はこっからが二人の本番。
純夏に婿を迎えて道場を継いで欲しいと願った父のように、
結婚しない女への周囲の視線は厳しいのだと思う。
「学校」という枠がそんな社会の冷たい視線から二人を守ってくれていた。
ここから先はそんな二人に真の試練が襲い掛かるでしょう。
現時点で「百合の物語」で最長連載作品。
でも最後でやや駆け足過ぎ。2桁、10巻いって欲しかった。