友人から借りて読みました。
映画化されたということで、割と期待しつつ。
一気読みできるというのは間違いありません。
個人差はあると思いますが、私は一時間くらいで読了しました。
全体にテンポがいいので、読み易いという点は確かです。
ただ、読み易すぎるというか軽すぎるというか、内容の切実さに文体が追いついていない感じが否めません。
キャラクター設定は面白いのに、それを生かしきれていないのも残念。
帯に「選考委員号泣」という謳い文句があったのですが、正直なところどこで泣けたのか分りませんでした。
反論を恐れずにあえて言うなら、「総じて素人ブロガーっぽい」。
特に小説を読みつけている人は「なんじゃこりゃ」と感じると思います。
読書家に薦められない本は本としてかなり難ありなので、☆二つ。
物語全体の空気や設定を生かしつつ緩急を付け直した脚本が書かれているなら、映画はそれなりに期待できます。