前巻のラストで天界に連行されてしまったガブリエルを救出するため、天界に乗り込もうとする祐太たち。天界への扉を開く鍵を持つはずのペトロは生活苦のために聖痕をヨハネに売り払ってしまったので全くの役立たず。そのヨハネもロックにハマった永遠の高校二年生を名乗っており、こちらも問題ありの予感。
様々な困難を乗り越えてたどり着いた天界は、いろんな意味でひどいありさま。ガブリエルが天使の特殊事例でなかったことが明らかになり、天国に希望を抱いている信仰者はショックを受けざるを得ないでしょう。そして、ガブリエルたちが審判により裁かれそうになった時、レマの取った行動は。。。果たして彼らは再び家族に戻れるのか。
ストーリー的に前巻から引き続いているので、祐太が最初から結構真面目に活躍します。いつもは後半にならないと頑張ろうとしないのにね。あとは、主役の女の子も前半と後半で入れ替わります。これまでの流れからいって大体予想がつくと思いますけれども。
執筆時期が近いこともあり、他社で刊行された作品とかぶる要素があったりもするのですが、それすらもネタにして笑いを取りに行く開き直りが面白いと思います。何かをふっきって心の赴くままに筆を進めている気がします。