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さいごの色街 飛田
 
 
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さいごの色街 飛田 [単行本]

井上 理津子
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (42件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,100 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

遊廓の名残りをとどめる、大阪・飛田。社会のあらゆる矛盾をのみ込む貪欲で多面的なこの街に、人はなぜ引き寄せられるのか!取材拒否の街に挑んだ12年、衝撃のノンフィクション。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

井上/理津子
1955年生まれ。フリーライター。大阪を拠点に人物インタビューやルポを中心に活動を続けてきた。とくに、生活者の視点を踏まえた文章が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 302ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2011/10/22)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4480818316
  • ISBN-13: 978-4480818317
  • 発売日: 2011/10/22
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (42件のカスタマーレビュー)
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140 人中、133人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 納得できないことが2つある。 2012/2/3
By shimomo
大阪に生まれ暮らして40年になる私ですら、名前は知っていても足を踏み入れたことのない飛田を10年以上にわたって女性が取材した意欲作である。その地道な努力、ジャーナリスト魂には敬服するが、どうも納得できないことが2つある。

1つは嘘をついての取材方法を明かしていることだ。取材にあたって嘘をつくことは、私はある程度仕方がないと思っている。そうでないと聞き出せないことがあるのは事実だからだ。しかし、その嘘をばらしてどうするつもりか。それをばらすことで、著者は取材対象者とこれから付き合っていくことはできなくなるだろう。そう、著者は自分の興味のまま取材し、取材が終わったらその対象者との関係はどうでもよいと考えているように感じるのだが、いかがだろうか。もしそうだとしたら、それは高慢な態度ではないのか。

もう1つはあとがきで、「飛田に行ってみたいと思う読者がいたとしたら、「おやめください」と申し上げたい。客として、お金を落としにいくならいい。そうでなく、物見にならば、行ってほしくない。そこで生きざるを得ない人たちが、ある意味、一生懸命に暮らしている町だから、邪魔をしてはいけない。」とあるところだ。それは自分でしょう。なぜ、自分はよくて、読者が物見に行くのはダメなのか。自分はジャーナリストだから許されるというのであれば、それもいかがなものかと感じる。

それにしても、ここに登場する人たちの境遇には驚き、ため息が出る。きれいごとではない、こんな現実が未だにあるのだ。
このレビューは参考になりましたか?
62 人中、58人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
Amazon.co.jpで購入済み
始めに申し上げてきたいのは、作者の10年以上に及ぶ取材と原稿を本に仕上げた努力は素晴らしいと思う、ということ。
それについては、拍手を送ります。

私はノンフィクションやルポが大好きで、数えきれない程読んだけれど、こんなに苛立ちを覚えた作品は初めてだった。
レビューは過去1回しか書いたことないぐらい、書かない派なんだが、あまりに苛立ったのでPCを立ち上げてしまった。
すると同じように思っている人がたくさんレビューを書いていて、なんだ自分だけじゃないんだとホッとしました。

この作者はこの本で何を言いたかったのか全く掴めない。何がしたかったの?と逆にききたい。
それに、なんと及び腰の取材か。読んでいるこちらが情けなくなってくる。
さらに、いっつも肝心要の重要な部分が狙ったかのように取材できない。
結局、色街に詳しい人なら調べ上げてるであろう資料を自分なりにまとめた文章が多く占める。
作者の取材で得た事実より、正直飛田で働いていた人のブログ、またはそういう人を取材してる他のライターの話のが、
よっっっっぽと読み応えがあるし、もっと食い込んだ事実を引き出している。

申し訳ないけれど、取材力が乏しいと感じる。

何か言われると、すぐに「すみません、すみません」の連発、あげくのはてには長いものに巻かれろスタイルなのか、
飛田の料理組合の幹部の人の言うことは何でも「はい、はい」と調子よくあわせる。
始まって50ページいかないぐらいで、顕著にそういう様子がわかる。
飛田に歯型をつけるぐらい食い込んで取材したのかと思ってた私は、心底苛立ちを覚えた。

せっかく料亭の3階にあるという「開かずの間」を見に行くチャンスがあったのに、
オドロオドロしい空気が襲ってきて、霊気を感じたようで、「無理」と申し出て引き返してくる。
貴方本当にルポライターですか?!っていうか何してんの?!
もう怒りでしかなかった。

「開かずの間」の中に入って、もしその部屋を詳細に描写することができたら、
きっと当時の事実を伝える重要なページになったはず。
だからこそ、チャンスを目の前にして白旗を上げた作者に怒りを覚えた。

ヤクザに取材しても、結局相手の話したい事しか話させない。
誰に取材してもそう。せっかく中の事情に詳しい人に会っても、相手が肝心の所で口を閉じる。
話したくないことを無理に話せとは言えない、機嫌を損ねてもらってはいけないと、
それを言い訳の常套句みたいにしているのも苛立つ。
それじゃぁセッティングさえしてもらえたら、だれでも話きけるじゃないかと思う。
そういう相手が口を閉じている部分を、うまくほじくり出すのが取材力という。
もっとちゃんと相手を勉強して、場数踏んで(踏んでると思うんだけど年齢的に)
食い込んでほしい。

原田さんが飛田を出ねばならなくなった理由まで口を閉ざされて取材できなかった最後には、
もう開いた口がふさがらなかった。

さらに自画自賛の一文を入れるのもいかがかと思う。
夏祭りの日だけ、一般の人も飛田で写真を撮れる(神輿にピンとを合わせるふりをして、
街並みを写真におさめられる)という事を『大阪の祭り』に書いて紹介してから、
夏祭りのギャラリーが増えたそうだ。
そこでその雑誌を手にしている人に、「その紹介分を書いた者です」と言ったら、
「よく書いてくれた。ありがとう」「サインして」とまで言われたという事を、
その文章に書く必要はないと思う。
飛田の事がいつのまにか、作者の自画自賛にとってかわって終わるってどういうことなのか。

そして最後には、他の方も書かれていましたが、飛田に行ってみたいと思う読者がいたら、
「おやめください」。お金を落とすならいいです。貴方が言ってはいかんでしょう。
最後まで幹部に気を使って文章を書いているのか。
物見遊山で飛田をうろつくな、と言いたいのだろうけど、取材して本にしているのは作者だ。
この本で飛田を初めて知った人は、見に行きたいと思うかもしれない。

本にするということは、そういう読者も出てくる可能性もあるってこと。
それとも作者は、飛田については私の本で満足してくださいとでもいいたいのか。

他にもさまざまな危険地帯に踏み込んで取材している、気骨ある本物のライターの本を
大事に本棚に入れているが、「おやめください」みたいなことを
書いている人もいないし、最後まで読んで結局新しい事実なしだし、肝心なところは聞けてないという
こんな消化不良みたいな本にも仕上げてないし、自分の書いた文章が感謝されたなどという
自画自賛みたいな文章を意味なくまぎれこませたりもしていない。

正直、購入した事をすごく後悔しています。
宣伝の帯はとても効果あったと思います。宣伝広報に踊らされてしまいました。

「取材拒否の街に挑んだ12年衝撃のノンフィクション!」
結局のところ、どれもこれも取材拒否のままとほぼ同等だし、なんら衝撃もうけてません。
というか、もっと踏み込んだ話を書いている文章、読んだことあります。

この作者の本は二度と買わないと思います。
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 中途半端 2012/9/3
By ロバ
10年もかけたわりに内容が中途半端、取材でのつっこみも中途半端で、そこでひくなんて何がしたいの?という気になる。随所に入る取材対象の発言への上から目線なコメントも必要なし。取材対象のこの地域の人たちや女性を内心見下しているとしか思えない。飛田の歴史など面白い資料も入手しているのに、活かしきれていない。歴史的な遊郭の面白さよりも自分の感情優先の書き方が随所にあり、「この人嘘ついてるのわかってたのよ、私」的ないらない自己主張も多い。プロのジャーナリストとは思えない。本当は遊郭になんて興味ないのでは?お嬢さんが面白がって悪い世界にちょびっと足をつっこんでみました感が腹立たしい。ほかの方も書かれているが、誠実さとプロ根性のなさにがっかりの一冊。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 1.0 大阪南方面在住者以外には衝撃なのでしょうが・・・
取材できるようになったところで、著者が満足しちゃったんじゃ
ないの?って感じのレベルではあるが、まったくこうした... 続きを読む
投稿日: 14日前 投稿者: 白頭
5つ星のうち 1.0 最悪の反則本!
これが筑摩から出てるというのに愕然。
どうしようもない。
このおばちゃんの立ち位置がダメなのだということに尽きます。... 続きを読む
投稿日: 29日前 投稿者: 巽正太郎
5つ星のうち 4.0 評価します。 しかし、相手の仕事に説教しながらの取材は良くない。
飛田という取材しにくそうなところを取材することで名前をあげようとしている若手かなと思ったら、50代の女性ルポライターの本でした。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: maui
5つ星のうち 4.0 同業者として拍手
活字に関わる者です。それとはべつに、飛田に、素朴な疑問と関心を覚ええまして、高齢男性に引率してもらって、女二人、出かけました。異様な世界でした。本あるように、入口... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: hirokowanwan
5つ星のうち 5.0 じゃあ自分で書けよ
一つ星をつけている人が多いので一言。本書の書き方がぬるいと文句いうなら、自分で書け... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: orca3
5つ星のうち 4.0 初めて飛田を知るには十分
私は飛田のことは詳しくないので最後まで飽きることなく楽しく読みました。及び腰の取材姿勢という批判もあるようですが、むしろ「触れてはいけない裏側」のイメージを駆り立... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: Kishida
5つ星のうち 3.0 もどかしい
もし私が男だったら、飛田に行ってみたい。
店に入る勇気はなくとも、美しい、花のような女の子たちを、隠微なネオンの下で、見てみたいと思う。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: pommier_pomme
5つ星のうち 5.0 良いレポートです
女性の身で良くここまで取材が出来たと感心しています。長い間真摯に取材を進めてこられたことに敬意を表します。
投稿日: 5か月前 投稿者: candela2
5つ星のうち 3.0 危ういバランスの上に成り立っている産業
著者と私の感性が似てるなぁと思いながら読みました。
私は飽きっぽいので12年も取材を続けられないでしょうけど。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: えちみし
5つ星のうち 4.0 知り過ぎたら意味がない
大変評価の割れている本。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: taikou3
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