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さいごの色街 飛田
 
 

さいごの色街 飛田 [単行本]

井上 理津子
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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さいごの色街 飛田 + 日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

遊廓の名残りをとどめる、大阪・飛田。社会のあらゆる矛盾をのみ込む貪欲で多面的なこの街に、人はなぜ引き寄せられるのか!取材拒否の街に挑んだ12年、衝撃のノンフィクション。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

井上 理津子
1955年生まれ。フリーライター。大阪を拠点に人物インタビューやルポを中心に活動を続けてきた。とくに、生活者の視点を踏まえた文章が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 302ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2011/10/22)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4480818316
  • ISBN-13: 978-4480818317
  • 発売日: 2011/10/22
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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69 人中、64人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By shimomo
大阪に生まれ暮らして40年になる私ですら、名前は知っていても足を踏み入れたことのない飛田を10年以上にわたって女性が取材した意欲作である。その地道な努力、ジャーナリスト魂には敬服するが、どうも納得できないことが2つある。

1つは嘘をついての取材方法を明かしていることだ。取材にあたって嘘をつくことは、私はある程度仕方がないと思っている。そうでないと聞き出せないことがあるのは事実だからだ。しかし、その嘘をばらしてどうするつもりか。それをばらすことで、著者は取材対象者とこれから付き合っていくことはできなくなるだろう。そう、著者は自分の興味のまま取材し、取材が終わったらその対象者との関係はどうでもよいと考えているように感じるのだが、いかがだろうか。もしそうだとしたら、それは高慢な態度ではないのか。

もう1つはあとがきで、「飛田に行ってみたいと思う読者がいたとしたら、「おやめください」と申し上げたい。客として、お金を落としにいくならいい。そうでなく、物見にならば、行ってほしくない。そこで生きざるを得ない人たちが、ある意味、一生懸命に暮らしている町だから、邪魔をしてはいけない。」とあるところだ。それは自分でしょう。なぜ、自分はよくて、読者が物見に行くのはダメなのか。自分はジャーナリストだから許されるというのであれば、それもいかがなものかと感じる。

それにしても、ここに登場する人たちの境遇には驚き、ため息が出る。きれいごとではない、こんな現実が未だにあるのだ。
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213 人中、187人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
不誠実な手法 2011/11/25
最初から最後まで、著者の飛田に対する立場が不明な本だ。
結局取材対象として売れそうだから書いてみました的な印象がぬぐえない。
取材手法もけっこうえげつない。取材対象者に対して嘘つきまくりである。
そうでもしないと本当の話は聞けないのかもしれないが、だまさないと話が聞けないようなら取材は諦めるべきなんじゃないだろうか。
ルポライターは何か特別な存在だと勘違いしていないか。
特にひどかったのは、友人を希望者と騙って料亭の採用面接に連れて行き、建物の中に入れてもらったうえ、2人で気持ち悪がっているところ。
不誠実な手法である。
で、あとがきで読者に対して「物見にならば、行ってほしくない。」と書く。
やっぱり自分だけは特別だと思っているのであろう。
このレビューは参考になりましたか?
132 人中、116人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 寝不足 VINE™ メンバー
テーマの目の付け所は面白いのだが、読後感は非常に悪い。それは取材対象に嘘をついての取材が多いから。
事実に肉薄するため、仕方なく嘘をつくのは理解できないでもない。ただ、嘘をついたことを文章中に書くのは禁じ手。
取材対象がこの本を読んだ時、どんな気持ちを抱くのか? 
著者は1955年生まれ。ベテランライターかとは思われるが、今まで取材対象と多くのトラブルがあったのではと邪推してしまう。
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