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しかし一方でこの対談が、それぞれ違った意味で日本社会の境界線を「越境」せざるを得なかった両氏の直接的な経験=日本社会全体への違和感に依拠している、ということも忘れてはいけないでしょう。そこを読み違えたままだと、それこそ「お馬鹿な」メディアが叩かれている様を嘲笑うことで「まともな」自分を癒す、という(森/森巣氏の意図からすれば大間違いな)内ゲバ的な読み方をしてしまうことになります。最終的に笑うか考え込むか、また批判するかはともかくとして、読者自身もひっくるめた今の日本の社会とメディアがまるごと、「外側」からはどのように見えているのか。それを押さえるための一助として読んで損はないと思います。実際、真面目に考え始めたら到底洒落では済まされないような話ばかりですし。
それにしても、その洒落にならない話題をここまでエンターテインメント化できる両氏の手腕には脱帽ですょ。
あと個人的には、「タマちゃんを食べる会」を命名した朝日記者氏にも一票。
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