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ごんぎつね (日本の童話名作選) ハードカバー – 1986/10/1


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登録情報

  • ハードカバー: 35ページ
  • 出版社: 偕成社 (1986/10/1)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4039632702
  • ISBN-13: 978-4039632708
  • 発売日: 1986/10/1
  • 商品パッケージの寸法: 28 x 23.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (32件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー

61 人中、57人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 TenderBerry 投稿日 2007/4/27
形式: ハードカバー
20世紀の日本文学の中で、新美南吉と宮沢賢治は児童文学で知られながら最も人間関係の軋みを表現することに長けた作家だと思う。この美しく繊細でありながら悲しい「ごんぎつね」は、人間と狐と言う違いはありながら、お互いに似通った境遇を持ち共感し接触しようとするも、分かり合えず時には傷つけてしまう人間の性を最も鋭く描いた作品である。この作品を書いた時に新美南吉はまだ18歳だったというが、その鋭利な感性にも脱帽。黒井氏の柔らかい挿絵も、この物語に合っていて物語のイメージを鮮明にしてくれる。
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 ワクロー3 トップ500レビュアーVINE メンバー 投稿日 2012/7/31
形式: ハードカバー
 理解しあえた時は、相手を射殺した直後だった。あまりに悲劇的な結末に、最初に読んだ小学生時代から、胸が締め付けられた。

 大人になった今、この結末の先、「翌日から、兵十の孤独な暮らしが続く」ことを想像することができるので、痛ましさは、さらに倍加して、胸がつぶれるような幕引きでもあることを理解する。

 新美南吉の至高の作品だと思う。朗読すると、最後の場面は、涙があふれて読めない。

 いろいろな絵本画家が作画しているが、黒井健さんの絵は、文章を損ねず、美しい日本の風景の中に、ごんの毛の感触を、つややかに表現した、適切な絵だと思う。

 子供時代から、いろいろな作画で見たのに、「ごんぎつね」を思い浮かべる時は、黒井さんの絵で思い描く。
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59 人中、51人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 さつまいものニョッキ 投稿日 2003/4/27
形式: ハードカバー
小学校の頃、母が新見南吉の童話集を買ってきました。全体に好きな作品が多く何度も読んだのですが、当時は「手ぶくろを買いに」のほのぼのとした母子愛の方が共感でき、「ごんぎつね」は、ラストの残酷さのためか、あんまり好きな作品ではなかったように記憶しています。でも、もう少し大人になって善意が空回りする経験を積んで、「ごんぎつね」を読み返したときに、シンプルな言葉と鮮やかな情景描写に激しい共感を覚え、涙ぐむ気持ちを理解できたような気がしました。
この絵本は、そんな新見南吉の優れたテキストと、黒井健の幻想的な絵が相互に作用して、とても美しい世界を醸しだしています。絵のほんわりした雰囲気は童話の幻想性を引き立てます。
黒井健の鮮やかで甘い雰囲気の絵は、「手ぶくろを買いに」の方によりふさわしいと思うので星4つにとどめておきますが、秀逸なストーリーとそれに負けない綺麗な絵のセットである本書は、大人同士の友人への贈り物にも使える、美しい本であると思います。
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39 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 じいく VINE メンバー 投稿日 2002/10/6
形式: ハードカバー
 10年以上前、駆け出しの新聞記者だった私は、ある書店の取材で、黒井健さんの「手袋を買いに」を知り、その場で購入しました。作品にひかれた私は、すぐに同じ作者の「ごんぎつね」も買い求めました。心癒やされる、ほんわりとした絵です。布や綿に絵の具をつけ、こするようにして描いたのだそうです。ストーリーはだれでも知っていると思いますが、この絵のために1冊買っても、後悔しません。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 プリンちゃん 投稿日 2007/8/9
形式: ハードカバー
ごんぎつねは私が大好きなお話の一つです(新美南吉さんのお話はとても好きです)。
このお話は彼が19歳の頃に書いたものであることを知って驚きました。
お母さんと早く別れてしまった彼の思慕の思いが、この物語にある切ないような温かさとなって
現れているように感じます。命あるものを愛する気持ちや、動物との触れ合いの心を育んでくれる
日本を代表する童話のひとつだと思います。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 コクリコ トップ1000レビュアー 投稿日 2013/4/19
形式: ハードカバー
透き通るような美しい文章。読むたびにラストで胸をわしづかみにされて涙がこぼれる。

ごんと兵十のすれ違いと悲しい最期。

孤独なごんは、兵十と関係を持ちたいと思っていたずらをする。が、結果的に自らの行為が兵十に大きな迷惑となってしまったこと、そして兵十も自分と同じ孤独な人間になったことを知る。ごんは、いたずらの罪滅ぼしをしようとするが、善意が裏目に出てまたしても墓穴を掘ってしまう。友だちになりたいのに、なかなかなれない。

ごんがこっそり償い続けるのは、あながち無私の善意のせいだけではない。自らの姿を晒すリスクを取れないのだ。兵十は怒っていて、どれだけ償っても自分を受け入れてくれないかもしれない。あるいは兵十に面と向かったら、また愚かな狐の自分は意に反して迷惑をかけてしまうかもしれない。だからごんはこっそり尽くし続ける。

それでも、孤独なごんは、心底では密かに望み期待することをやめられない。だから、兵十が自分が運んだ栗を「神様が呉れたのだ」と思いこむと不満を感じるのだ。ごんは本当は兵十に、「栗を運んでいるのは自分だ」と言って認められたい。だが、認められ、受け入れられ、友好関係を結べるという保証はない。ましてや2度もひどい失敗をしているのだから。。。。。

ごんは正体を明かすことがで
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