本書は、少々古い部類になってしまいましたが、ゴミ処理の問題について、様々の現状分析を行い、問題提起をしています。
特に、生ゴミを分析した結果、38%が食べ残しであった、という生ゴミの調査はインパクトがあります。ゴミを研究対象にするだけでも相当大変なところに、こういった3K作業を伴う調査・研究があって、はじめて日本の食べ残しがいかに多いか、ということが鮮明に浮き彫りになります。
ゴミ処理やリサイクルに関する新しい書籍が目につかないのが不思議ですが、現在ではゴミ処理がうまくいって課題が解決された、とはとても思えないので、さらにその後の研究成果に基づく書籍が期待されます。