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「ぷーん」とマルが飛び出した。ページをめくると、「ぷく ぷく ぷく ぷくん」と青、赤、黄色のマルがはねている。さらに数を増やして、「ぷ ぷ ぷ ぷ ぷ ぷ」。小さかったマルは一緒になって「ど ど どぉーん」、形をかえて「ごぶ ごぶ ごぼ ごぼ」、さらに形を変えて…カラフルなマルは、水流のなかの水玉のように音に合わせて動いていく。
赤、青、黄、白、水色のマルと擬態語のみの絵本。しかし、それだけの絵本が、なぜこうも赤ちゃんの心をとらえるのだろうか。その理由は赤ちゃんの目と耳にある。赤ちゃんの目にも分かりやすいカラフルな配色とシンプルな構成。そして、赤ちゃんの耳が敏感に反応する、リズムのある言葉の響きとそのくり返し。さらに、この絵本の各ページには丸い穴が開いており、そこに指をいれてページをめくるという楽しみまでついている。言葉を口にしはじめた赤ちゃんに最適の1冊であろう。(小山由絵)
内容紹介
言葉を口にしはじめた子どもたちはリズムのある言葉の繰り返しを楽しんだり、言葉の意味よりもその響きに強い興味を持ち、大人よりもずっと言葉の響きやリズムから楽しみを感じています。 『ごぶごぶ ごぼごぼ』は、オレンジ色の丸が「ぷーん」という音(言葉)で動きだしページを繰るたびに「ぷく ぷく ぷく ぷくん」「ぷ ぷ ぷ ぷぷ ぷ」「ど ど どーん」「ごぶごぶ ごぼごぼ」という動きのある音が続き、オレンジの丸に、赤、青、白の丸がいっしょになり水の流れのなかの水玉のように音に合わせて、ときには形を変化させながら画面のなかを動いていきます。 言葉に強い興味を持ちはじめた子どもたちに最適な、聞いていて心地よく、思わず声に出してみたくなる響きとリズムのある音(言葉)を、シンプルで豊かな色彩による様々な色の丸の動きで現した絵本です。
内容(「MARC」データベースより)
ぷくぷくぷくん ごぶごぶ ごぼごぼ じゃわじゃわじゃわ… いろんな水の音。いったい何がいるんだろう。どんなことがおこっているんだろう。再刊。
著者について
1953年、静岡県生まれ。1977年、渡米。ニューヨークCBS本社、シェクターグループなどで企業CIを主体とするグラフィックデザイン及びパッケージデザインを手掛ける。1981年、ニューヨークADC銀賞受賞。帰国後、東京デザイナーズスペース新人展、企画展などに出展。現在は、子どもたちの為の紙を使ったワークショップを日本だけでなく世界的に展開している。 絵本に『PATAPATAシリーズ』『紙の絵本』『ミニブック』(以上、ワンストローク刊)『リトルアイ[全10巻]』『スパイラルブック』(以上、偕成社刊)など多数。