簡単・便利にばかり飛びついてしまう傾向は料理を教わる側にも強くなっているのか、
「ごちそうのかたち」は「学ぶ」姿勢や「上達したい」側には絵本の域を出ない本です。
写真にやたらと手間をかけ高尚に仕上げ、高額感を出そうとしているが、
結局は世の中の安直志向に迎合したという点は払拭できておらず、
「家庭料理の土井先生」はすっかりなりをひそめてしまった感じです。
タレントが料理研究家のように振る舞う姿にげんなりしているそばで、
料理研究家が導き手ではなく迎合タレントのようになってしまっているのは残念。
土井先生がそっちを目指しているとは思えませんが、そうなら幻滅します。
それとも、企画編集者に問題があるのでしょうか。