「世界一のほんわか少女、変身! ”神さま”と契約して悪と戦うガールズブレイクストーリー!!」
と帯には書かれている。
内容的には、
絵は拙さも残るが、耐えられないレベルではないと個人的には思う。
(女の子の絵も可愛らしい部類に入る)
変身後の主人公や悪役のデザインも嫌いじゃない。
「負の感情を抱いた人間が、暴走して悪行を行い、それを特殊な能力を持ってしまった主人公が止める」
王道(テンプレ?)でコンセプトも悪くは無いと思う。
ただ、主人公の敵となる人物達の紹介は御座なりだと思う。
読んでいる方は、「なにかとても嫌な事があったんだろうなぁ」とは思うが、
どんな嫌な事があったのかは具体的に表現されていないため、共感しきれない。
本来なら、主人公や敵キャラにもいろいろ葛藤があって、悩んで、挫けて、見失って、それでも求めて…、
必死に足掻いて辿り着いた場所が、人の道から外れた者と、そうでない者とが対峙する戦闘シーンのはず。
その、この漫画の肝であろう魂のぶつかり合い(戦闘シーン)が単調な上、
読者との共感が不完全なのを補おうとするかのような冗長な説明台詞(説教?)に頼った構成の為、
読むのに苦痛を感じてしまった…。
キャラクターへの愛が足りないんじゃなイカ?
ま、酷い感想だとは思うが、
自分で働いたお金を払って買った本だからね。
価値のある本であって欲しいと思うのは人情だろう(梱包されてて中を確認できないし)。
逆説的に、面白くないのは何故かを深く考えさせる本だった。
興味を持った人はご一読あれ。