くまちゃんが、いろいろなお友達に「こんにちは」のごあいさつをします。最後には、洗濯中のおかあさんに「こんにちは」。お仕事から帰ってきたぱぱにも「こんにちは」。
こういう古典的な本物の絵本に感心させられるのは、くまちゃんが遠くに行かず、おうちの回りのいろいろなものと仲良くしようとしている点。そうやって赤ちゃんは世界と出会い、世界を広げていくのですよね。だから、赤ちゃんはこんな絵本がとっても好き。
それにおおともさんの絵も、すずめ、すずめを見つけたねこ、ねこを追いかけるいぬとつながっていたり、その職業の人はどんな格好をしているか、ということをごく自然に教えてくれるようになっています。
でも、なんといっても胸がきゅんとさせられるのは、「おかあさん」と「ぱぱ」に「こんにちは」するとき(だけど、なぜ「おかあさん」は「まま」ではないのかな?)。子どもはこうやって社会全体で見守って、大切に育てていかなければ、と改めて思わされます。