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こんな日弁連に誰がした? (平凡社新書)
 
 

こんな日弁連に誰がした? (平凡社新書) [新書]

小林 正啓
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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こんな日弁連に誰がした? (平凡社新書) + 最高裁の暗闘 少数意見が時代を切り開く (朝日新書)
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商品の説明

内容紹介

司法試験合格者数が、500人→3000人と大増員されたのに、なぜか仕事はまったく増えず、新人弁護士には就職する事務所すらない人までいる。合格者を3000人に増やすはずなのに、うかるのは2000人わずかに超える程度。そして、大金を出して法科大学院で学んでも、試験に受かるのは一部のみ。
なぜ、こんな“ちぐはぐ”なことになってしまったのか?
それまで、日弁連のことなど「全然知らなかった」という著者が、どうにも納得のいかないことの多さに、みずから司法と日弁連、弁護士の歴史をひもとき、はじめて「日弁連の姿」を明らかにした。東西冷戦、バブル崩壊、司法改革といった戦後日本の歴史の流れのなかで、日弁連、司法、弁護士は何を求め、何に挫折してきたのか!? 法曹の戦後史と、これからあるべき日本の弁護士像を描き出す。

内容(「BOOK」データベースより)

弁護士の大増員を決めたのに、仕事はまったく増えず、法科大学院を出ても、司法試験に受かるのは一部のみ。なぜ、こんな“ちぐはぐ”なことになってしまったのか?東西冷戦、バブル崩壊、司法改革―骨肉の闘いだった法曹の戦後史をひもとくことで、「日弁連の姿」をはじめて明らかにする。弁護士たちの追い求めた夢と挫折、そして、これからの弁護士の姿とは。

登録情報

  • 新書: 256ページ
  • 出版社: 平凡社 (2010/2/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4582855091
  • ISBN-13: 978-4582855098
  • 発売日: 2010/2/16
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 196,655位 (本のベストセラーを見る)
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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
企業法務マンとして、司法試験合格=2000〜3000人時代になったら、弁護士資格者が企業の中に入ってきて、資格のない自分なんて、淘汰されるだけではないか。。。。。という6-7年前くらいからの不安はあり、それは自分なりに心の中で解決してきたつもりであった。

しかし、何故司法試験合格者が2000〜3000人になるのか?については「どうせアメリカの圧力だろう」程度で、深く考えては来なかった。

この本は、「司法試験合格者大増員」・「法科大学院構想」といった制度改変が、日本弁護士連合会(日弁連)が「法曹一元論」の達成という勝ち目のない戦いを行う際に、バーター的に進められたものであったが、日弁連の政治的無策・無能により、「法曹一元論」(日弁連)のみが惨敗したということを公表された事実を元に明らかにしている。

面白すぎる本。2010年度上半期ベスト・ワンとして上げたい。

また、以下の最後の言葉が印象深い。昔、寺山修司も「ウルトラマンがベトナム戦争にいったら、米国とベトナムのどちらの味方になるのか?」と書いていたし、川内康範も「人間は正義そのものにはなれない。だから月光仮面は正義の味方としたんだ。」と言ったことに通じると思う。

"また,弁護士が皆,同じ正義を主張する必要もない。労働者の正義でもよいし,資本家の正義でもよい。女の正義でもよいし,男の正義でもよい。被害者の正義でもよいし,被告人の正義でもよい。それぞれの立場の弁護士が,それぞれの正義を闘わせる中で,裁判所の正義が形作られ,裁判所の考える正義が立法府や行政府の考える正義と対立する中で,国家としての正義が作られる。"
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
日本の司法の歴史について、非常に簡潔かつわかりやすく書かれております。
現在の法科大学院制度や弁護士の大増員の問題などがどのような変遷をたどってきたのか
よく理解できました。大変勉強になりました。
このレビューは参考になりましたか?
31 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 何を書いても、この著者の筆力には負けます。
 無条件に良い本です。

 文章は読みやすく、論理も確か。
 弁護士必読の書です。

 本書は、日弁連という、世間的にはエリート集団とも思われている組織が、とても愚かな決断を行い、嬉々として滅びの道を選択した原因を探ることにある。70年前、日本は、とても愚かな決断を行った。この過ちを繰り返すなと言い続けた日弁連が、皮肉にも同じ過ちを犯したとするならば、その原因は、とても普遍的なものであるはずだ。

 弁護士制度の崩壊についての、まさに的確な分析の書です。

 弁護士業界の歴史が、全て、語られています。
 まさに、歴史に流されてしまった弁護士会。
 一度として、主導権を取れなかった弁護士会。
このレビューは参考になりましたか?
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またしても「諸悪の根源は全共闘」という私の命題が証明されてしまった。
本書は全共闘世代の左翼のおじさんが、勝手に舞い上がって、勝手に暴走し、矢口洪一と言うずば抜けた頭脳を持った裁判官が仕掛けた罠にはまり、手練手管にたけた文部官僚・大... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: 塩津計
意思統一の難しさ
国民の関心が薄いせいか司法改革の話題は新聞でもあまり大きく取り上げられません。よってなぜ法科大学院など一連の改革が必要で、改革の結末の原因は何なのかということがい... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: 偏執狂的読書暦
漂流する日弁連
司法試験合格者増員に抵抗する日弁連は

妙な陰謀を画策して却って世間の批判を浴び... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: ナルボンヌの蜜蜂
戦後の司法改革史の俯瞰した良書であり,法曹関係者の必読書である。
これまでその出来事がある毎に,
「おかしいなあ,何でだろう」とは思いつつも,
そのまま答えを得ずにおいた多くの疑問点について,... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: なますて
弁護士のこれまでとこれから
戦後、55年体制、バブル、バブル後という時代の中で、
弁護士の歩みがわかりやすくまとめられています。... 続きを読む
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日弁連の不思議な感覚
 日弁連という名前は知っていても、何を考えているか知らないし、いわんや、何に勝った負けたで一喜一憂しているかなど考えたことがないのが普通だろう。... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: lexusboy
日弁連の迷走が手に取るようにわかる
 (a) 弁護士会が強制加入団体である制度的背景、(b) 1960年代から70年代の最高裁による青年法律家協会(青法協)所属の裁判官弾圧の背景、(c)... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: mfhty
コアと末端
本書に登場するおふたりの講演会にそれぞれ参加する機会があった。... 続きを読む
投稿日: 24か月前 投稿者: ぽんちゃん
そして司法崩壊
 中身に関しては他の方のレビューを読んでいただければ分かります。面白く、ためになり、考えさせられる一冊である。... 続きを読む
投稿日: 2010/5/10 投稿者: 仮面
これは面白い
これは面白い。驚くべきことに、インタビューもなしで、ほとんど公開資料だけで、この業界の喜劇性をここまで解き明かした著者の手腕に敬服です。ロースクールや司法試験合格... 続きを読む
投稿日: 2010/3/2 投稿者: recluse
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