本書でも、暴力をふるう患者さんを抑える方法、誰からも文句の出ない病棟編
成の仕方、「患者に初めて出会ったときの第一声はどうするか」「隔離室から出
るときにはなんと言うか」等々、さまざまなアドバイスが、これまでの中井氏の
イメージを覆すようなエピソードとともに語られます。
"きれいごと"でないアドバイスは美しい。そして、真に臨床的な人だけが持つ
「希望を失わない力」を感じていただければ幸いです。
*巻末の索引から「気になるセリフ」を見つけて、そこから読み出すのも一興で
す。付録の「精神保健いろは歌留多」も妙に楽しい。
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