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こんな「名盤」は、いらない! (クラシック恐怖の審判)
 
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こんな「名盤」は、いらない! (クラシック恐怖の審判) [単行本]

許 光俊
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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  • 曲目について:楽譜に収録されている曲目を見るには、ページ中央にある「登録情報」の「目次を見る」をクリックしてください。(一部曲目がない場合もあります)



商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

 つまらないCDを名盤扱いする骨なし評論にもの申す! 日本の音楽評論に裏切られてきた著者たちが同曲異演奏を徹底的に吟味し、クラシックCDの再生の可能性を探る。気分ではなく理性で聴き、陶酔ではなく覚醒を得るための過激な評論集。

内容(「BOOK」データベースより)

つまらないCDを「名盤」ともちあげる骨ナシ評論がまかりとおっている。聴き手を甘やかすのもいいかげんにしろ!日本の音楽評論に裏切られてきた著者たちが、そんな「名盤」をねんごろに供養。同曲異演奏を徹底的に吟味し、気分ではなく理性を、陶酔ではなく覚醒を求めるファンだけに贈る過激な評論集。

登録情報

  • 単行本: 262ページ
  • 出版社: 青弓社 (1999/12)
  • ISBN-10: 4787271172
  • ISBN-13: 978-4787271174
  • 発売日: 1999/12
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 414,585位 (本のベストセラーを見る)
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15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
世の名盤と言われる名盤をこてんぱんに批評してあります。「こんなストレートに言ってもいいの!?」とびっくりするほどです。おもしろいけど、ただしあなたの好きな指揮者や演奏家、ほとんど100%出てきます。あまりお怒りにならないようにネ。「こういうの好き♪」という人と「めちゃくちゃ言いやがって!」という人と意見が分かれると思うので、星は3つです。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
勇気に脱帽! 2006/1/17
形式:単行本
ものすごい毒を吐くんですが

まっとうなんですよね、意見が。

でもたとえヘボで手抜きでダラダラ演奏していても

オケとしてプロとして使用に耐える(笑)レベルに

なるまでにどのくらい研鑽を積んだかと思うと

「じゃあそんなに言うなら自分で演奏してみろよ」と

皮肉のひとつも言いたくなります。

しかし!

「だからこそ」ちゃんと演奏してほしいって思いも

あるじゃないですか。

クラッシクが好きで。

それなしでは本当に生きていけないほど好きで、

生きる支えになっているときにテキトーな演奏で

ごまかされたら本気で腹が立つでしょう。

著者はどこからつっこまれても反論の余地がない

ほどクラッシクに耽溺し、当代一流の独断と

偏見で鮮やかに評価してみせています。

形に残るのは怖いことです。

消え行く演奏をここまで鮮明に文章化し

明晰で論拠の明確な批評であらわすのは

並大抵のことではありません。

オトモダチになんか決してなれそうはないですが

これからもこの著者の意見は信じられると思います。

ボタボタ涙を流しながら読みました。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
クラシックCD界に君臨する「名盤」たちを徹底的にこき下ろすという、なかなか挑戦的な一冊です。

ある程度クラシックのCDを意識的に聴いてきた人であれば誰でも知っているような超名盤に対して、かなり激しい批評とツッコミが入り続けるので、それらのCDを名演として聴いていた人たちにとっては、耳が痛い(あるいはむしろ逆に呆れ返る)ところがたくさんあるでしょう。

 「あの***の演奏を批判するなんてふざけるな!」

 「とりあえず文句を付けておけばいいとでも思ってるのか!」

と、憤慨する人もたくさん出てくることでしょう。

まるでそのCDを高く評価してきた自分自身が否定されたかのように感じて・・・。

でも、その憤慨は間違っています。

何もあなた自身が否定されたわけではないのですから。

そしてそもそも芸術とは多様な解釈や評価を容認すべきものであり、絶対的な基準によって「客観的」に「評価」されるものでもないのですから。

#それとも、評論家たちが口をそろえて「あなたの好きな***の演奏は確かに名演ですよ」と言ってくれないと不安ですか?

#自分の判断に自信が持てませんか?

本書は非常にひねくれた嫌味で性格の悪い本ですがーーそしておそらくそれは意識的になされているわけですがーーいろいろと考えさせられる名著でもあると思います。

音楽という芸術が大衆化し、商品化し、「大量消費」されてしまっている現代の世の中に、なんとか一石を投じてやろうとする著者の思いがたっぷり詰まった本です。

なかなか読み応えのある一冊です。
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