レイヤーだけでなく、それに付随してよく使う機能&基本的な機能の解説もあるので、初心者にはかなり有意義な本だと思います。デジタルソフトの機能を駆使して、いかにもCG!という絵を描きたい方にはおすすめです。(ただし初心者とはいっても、ある程度の経験がある人でないと内容を理解するのは難しいと思います)
ですが、デジタルであってもアナログに近い塗り方をする人や、露骨にCG感がある絵は好まない人には…微妙かもしれません。私も、基本は少ない(せいぜい2〜3枚)レイヤーにぐりぐりと色を重ねていくアナログに近いスタイルなので、この本で解説されている十数枚ものレイヤーを使う方法は、あまり参考になりませんでした。ですがそれでも、デジタルの恩恵をより効果的に享受するために、機能を熟知しておくのは有意義なことですし、いくつかの解説は私のスタイルでも応用できるものでした。
個人的に一番良いと感じたのは、それぞれの合成モードの効果と使い方が詳しく解説されている点です。いくつかのモードの比較例も載っていて、狙う仕上がりによって使い分けるポイントがわかります。
お値段の割に、私個人として参考になる部分が少なかったため☆3つとしますが、人によっては大いに役立つ本であることは間違いないです。