これは2005年4月に行われた第16回公演がDVD化されたもので、ザ・プラン9としては6枚目、本公演としては5枚目のDVDとなります。
私はプラン9の芝居のイメージとして、伏線や裏切りをまず挙げるのですが、今回はそれが満載でした。
最初に展開するシーンの後にOPを挿む事で、勝手に自分の中で時間の感覚が出来、それがラストに行くに従ってどんどん崩れていく感じと言いましょうか。
そして、それを経ると同時に頭には少しずつ確信が構築されていき、理解する毎に点が線になっていきます。
前作の優しいイメージとは打って変わって、久馬さんの脚本にはブラックさが漂っています。
でも、人間の感情の大きさや重さ等の幅広さが感じられますし、佳境に差し掛かるまでは只々笑える作品で、「禁洒法」が好きな方は好きそうな作品だと思います。
恐らく、プラン9に興味を持ち始めた方にはとても見やすく、入りやすいんじゃないかと。
それから、相変わらず凝ったOPや途中に挿まれるコーナー的な部分等、ストーリー以外にも楽しめる要素が沢山です。
特典映像のNG集は今回はありませんが、代わりにタイトル「こわがり」にちなんでドッキリが入っています。
そして、毎回恒例の副音声ですが、聞きながら見るとより細やかな仕草や台詞、心情等が見えますので一度見てからもまた楽しめます。
今回も楽しませて頂きました。毎回の如く魅了されてしまったので☆5つです。