他の方のレビューで、「節税指南書」であるかのような評がされていますが、
別にそんなスゴイ裏技が書いてあるわけではありません。
「余計なものは払わないで済むように、できれば財産管理は名義人が
生きているうちからやっておくのが理想ですよ」という、もっともなことが
書いてあるだけです。多分、他の同種の本にも多かれ少なかれ書いてある内容でしょう。
では、「特にこの本が分かりやすいか?」というと、ダメダメとまでは言いませんが、
決して褒めるほどのものではありません。法律用語など、分かりにくいものを
ある程度噛み砕いてはくれていますが、結局「教科書的」な表現にとどまっていたりして、
「参考書的」というか、よくある「マンガで解説!」みたいな分かりやすさを
期待してしまうと裏切られます。
構成としては、「総論」と「各論詳細」に分けたつもりなのかもしれませんが、
編集の出来としてはとして消化不良です。「例えば・・・」とせっかく例を出しても
図示しても、例も図も何か分かりにくいままです。
と、気が付くと、著者と編者の記載が、あれ?
結局、「同じメンバー」ってことかしらん?
「プロの編集者が、読者のことを考えて本にした」わけではなく、「プロの税理士さんが
まとめまでやってしまった本だ」というなら、この出来でもまあ納得です。
厳しいことを書いていますが、悪い本ではありません。
ただ、書籍としての出来で言えば、もう少し工夫の余地もあるだろうと思います。
余談ですが、何でこのカテゴリーの本って、どれも高評価なんでしょうかね?
それぞれ評価している人数は少ないし・・・。
ポチる前に書店で現物確認しないと、後で損した気になることもあるかもしれませんね。