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これ以上、働けますか?―労働時間規制撤廃を考える (岩波ブックレット (No.690))
 
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これ以上、働けますか?―労働時間規制撤廃を考える (岩波ブックレット (No.690)) [単行本]

森岡 孝二 , 川人 博 , 鴨田 哲郎
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

2006年6月13日に開催されたシンポジウム「日本版エグゼンプションを許さない」をもとに、その後の経過を踏まえて加筆。日本版エグゼンプションとは何か、導入されたら私たちの労働はどうなってしまうのかを考える。

登録情報

  • 単行本: 72ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2006/12/20)
  • ISBN-10: 4000093908
  • ISBN-13: 978-4000093903
  • 発売日: 2006/12/20
  • 商品の寸法: 20.6 x 14.6 x 0.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By シェンムー3を待つ者 VINE™ メンバー
形式:単行本
ホワイトカラーエグゼンプションという単語を

聞いたことが有る、無いに関わらず

軽く読んでみてはどうでしょう内容です。

現状の労働環境と

別名:過労死促進法と呼称されている

この制度の問題点について説明されています。

ページ数は少ないので、2、30分で読めます。

問題点としては、

サービス残業・過労死・過労自殺の合法化が挙げられます。

残業という概念を無くす制度なので、24時間365日が

仕事の時間という括りをされてしまいます。

既に、サービス残業三昧で

「そんなの関係ないね。

 残業代もらってる奴がもらえるなくなりそう

 だからって騒ぐなよ」と思われる人もいるかもしれません。

そういう考え方の人を賛成派にしようと、

推進派の人達は画策しています。

そもそも残業代がもらえないのがおかしいのです。

それに慣れているのもおかしいです。

仕事が終わっているのにお金が欲しいが為に

残業しているのはおかしいですが、

きちっと仕事している分はもらえなければいけません。

綺麗事を言うなと言われそうですが、綺麗事です。

理想が無い社会なんてクソです。

成果による給与の差等は、現行法を使えば

対処できるわけで、それをやらない会社がおかしいのです。

こんな法律なんて無くともできます。

こういう例えなら分かり易いかな。

産業革命期のイギリスの様な社会にしたいですか?
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Kenji
形式:単行本
最初に断っておくと、僕は過労死/過労自殺のボーダーとされる半年で月平均80時間以上の残業を余裕でクリアする状態を9ヶ月続けて心が壊れて会社に行けなくなって現在2年4ヶ月経過という人間です。あっという間に世間に知れ渡った「ホワイトカラー・エグゼンプション」なる制度の問題点を専門家が手短かにまとめたこの本を読み進めているうちに会社、ひいては財界や政府与党や官僚への憤りが沸点に達しましたマジで。頼むから「美しい国」なんてどうでもいいから「労働者を人間としてまっとうに扱う国」にしてくれ。僕みたいな人間を量産するこの国の企業風土は狂ってるよ、本当に。導入断固反対を貫こう!
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kewpie VINE™ メンバー
形式:単行本
この国は良識によって動いているのではない。少なくとも、「財界の利害」が強力な推進力になっていることは間違いない。いかに人件費を抑えつつ労働者をより多く働かせ、より多くの利益を得るか。つまり財界の究極の理想は、労働力の奴隷化、である。財界は、その合法化のためなら、手段を選ばない。このたびのホワイトカラー・エグゼンプションはそのための新たな一手であろう。そして、その立て役者は、またしても同じ人物。この人物、昨年、身に危険が迫ったとき、見事にかわして逃げ切ったことからも、政界に深く食い込んでいることがわかる。

数十分で読める本だから概略説明程度の内容である。しかしその趣旨は明瞭。厚生労働省の詭弁に騙され、搾取しか頭にない経済人の発想でできあがった法案など通したら、大多数の労働者にとって身の破滅であることが、簡単な資料を用いて説明されている。批判的なふりをしている政治家にしても、「導入されたら時間に余裕ができて少子化対策にもなるんじゃないか」などと、よく考えたら物凄く低次元の発想をしていたり、「まだ国民の理解が得られていないから」などと、国民がわからずやだから時間がかかるのだと言わんばかりの暴言であったりで、あてにならない。今や事態は急を要する。

私が子どもの頃は、多くの家庭が父親の稼ぎだけで生活していた。その父親は、夕方になると帰ってきて、家族全員で食事をとるのが当然であった。休日は休みであった。そんな生活は、今や遙か彼方である。人間らしい生活のために、今なすべきことは、労働者を丸腰にすることではなく、財界にタガをはめることである。
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