本でもって本の魅力を伝えるのが本筋といえる。本当にそう思います。
その意味でいうと、本書の登場は必然的なことですね。
考えてみれば本の魅力を音で伝えるのはムリがあるし、逆に音の魅力は
いくら本で語るよりも、実際に聴かせるほうが伝えられます。
というのが本音である・・・すみません、そろそろ本題に。
パソコン好きのロバくんが、本好きのサルくんに、本について
いろいろ訪ねるという構成がいい。普通は逆でしょ。
最近はデジタル機器があふれているので、本を読まなくても何とかなる。
だから「本って何?」という疑問も充分にありうるわけですね。
パスワードは? マウスは? スクロールは? なんてロバくんの質問は
けっしてボケているわけじゃなく、本人にとっては本気なのです。
そんなロバくんに本の魅力が伝わるでしょうか?
ふたりのコントを楽しむノリで、本の魅力を再認できる絵本です。