少女は5年生になり、少年と同じクラスになった。
そして少年と少女の間に、もう一人の少女が加わる。
それは学校のPTA会長を母に持つ裕福な家庭のお嬢さま。
このお嬢が少年を「選んだ」ことで、不穏な空気が生まれる。
お嬢は少女に陰湿な仕打ちをし、少女はそれを少年のせいだと責めようとする。
しかし、男の言葉で我に返った少女は、自ら出した答えを胸にお嬢と話をし、そこから子供たちの関係は好転して行き、少女とお嬢の関係も友好的に変ったように「見える」。
そんな時、お嬢が少年の誕生日を祝いたいと少女に相談を持ちかけ、同じ日が男の誕生日であることを知った少女は、お嬢の後押しもあって準備を始める。
誕生日当日、男は小奇麗な支度をして出掛けてしまう。
編集者の読みは「過去の女」。
男を電話で呼び出した「女」とは?
待たれる次巻。
これで登場人物が、おとな3人、子供3人に。
一戸建ての家に住まう小説家の「男」。
男と少女を焚きつける、男の同級で「編集者」の悪友。
男と少女を心配する、男の同級で性別を騙る「親友」。
男が気になる、ねこを飼う「少女」。
少女を心配する「少年」。
少年が気になる少女「お嬢」。
どうやら次巻には、4人目が登場するようです。
現時点でおとなかこどもか不明ですが、流れ的には大人でしょうね。
※大人の場合、少女の父親を含めば5人目になるのか・・・
あと、中盤で解決したかに見える「お嬢」の件。
正直ホントに解決したか判らないように描いてるとあたしはみました。
実際のことろは不明ですが、「嫌な感じ」が燻っているので、あたし的に。
特に序盤のお嬢が少年に「目を付けた」あたりが。
そんないくつかの付箋をはさみつつ、次巻への大きな布石が投入されました。
男の「過去の女」の影。
編集者の素振りから「過去の」と表現しましたが、どう展開されるのか楽しみです。
巻末の次巻予告では、男の過去が語られそうなのも気になる点ですが。
「私が守るから」と毅然と言い放った少女の台詞に感動したので☆5つ。
※スイマセン。
文中にある「お嬢」は便宜的に呼称させてもらっているだけで、作中の呼び名・あだ名・愛称ではありません。
1巻当時は数人だった登場人物も、少女と男だけで説明つかなくなってきた弊害ですね。
いづれ時機を見て一人称に直すことにします。