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これで古典がよくわかる (ちくま文庫)
 
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これで古典がよくわかる (ちくま文庫) [文庫]

橋本 治
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

あまりにも多くの人たちが日本の古典とは遠いところにいると気づかされた著者は、『枕草子』『源氏物語』などの古典の現代語訳をはじめた。「古典とはこんなに面白い」「古典はけっして裏切らない」ことを知ってほしいのだ。どうすれば古典が「わかる」ようになるかを具体例を挙げ、独特な語り口で興味深く教授する最良の入門書。

内容(「MARC」データベースより)

あなたは「源氏物語」を、「枕草子」を、「万葉集」を読んだことがありますか? けっして変わらない、そしてけっして裏切らない、「古典」へのやさしい入門書。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 253ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2001/12)
  • ISBN-10: 4480036903
  • ISBN-13: 978-4480036902
  • 発売日: 2001/12
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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41 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ほ蘭人 殿堂入りレビュアー
形式:文庫
高校の時に古文の成績が伸び悩んだ理由は大人になってわかりました。根本的な誤りは「日本語」として考えていたからです。思い切って「外国語」と捉えれば音読をもっとしたし文法暗記にも励んだし・・。そうすれば今頃「古語会話ができたはず」と主張して職場の同僚によく笑われています。ところでこの本ですが確実に古文を身近なものにしてくれます。内容は高校時代の教材のオンパレードで当時は「入試のため」にしかたなく読まされていたものにこんな楽しいことが隠れていたの?というくらいおもしろいです。いまだに呪文のように口をついて出てくる「ぞなむやかこそ」の”係り結びの法則”の訳し方から、平安時代のちゃんとした日本語?和歌ってなに?祇園精舎はどこにある?兼好法師の本名は?、また古!!典を軽視する日本人をチクリと諭したりなど盛りだくさん。「受験古文」のOBにも楽しめます(と言うか、古文ってこんなに楽しかった科目なの、とくやしがりながら)今の高校生諸君にお薦めなのはもちろん、ふだん古文に親しむチャンスが多くない日本人に一般教養として必読と考えます。
このレビューは参考になりましたか?
27 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 上田
形式:文庫
橋本氏は本書の中で「難しい内容の話を簡単な言葉だけで説明することは困難である」というようなことを書いているが、彼はこの離れ業を見事にやってのけてしまっている。多少なりとも活字に親しんでいる人であれば、本書を読みとおすのにさほど時間はかかるまい。それぐらい、橋本氏の文章は読みやすい。これは、書いていることへの理解の深さと表現能力の高さが余程卓越したものでなければとてもできない芸当だ。

本書では日本語の変遷というテーマを主軸に幾つかの古典作品を紹介するような形式をとっているが、特に私が新鮮に感じたのは「徒然草」の前半が孤独な青年時代を過ごした兼好の筆によるという説と、「金塊和歌集」の作者・源実朝が「万葉ぶり」の男性的歌人というよりは現代的「オタク青年」であったという説だ。とりわけ実朝の歌は以前から好きであり、橋本氏の指摘を受けてよりしっくりと理解出来た部分が多い。

ただ、橋本氏が言うように、古典に親しむためには結局「慣れる」ことが肝要なのであって、本書を読んだからといって古語をすらすら読めるようになるわけではない。しかし、一度「面白いものだ」ということさえわかれば、1000年前に書かれていようと所詮は日本語、読めないことはないのである。橋本氏が伝えたいのはそこなのだろう。

このレビューは参考になりましたか?
24 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
橋本治の本はいつも賑やかだ。
ページの間からラテンの陽気な楽曲が聞こえてくる。
テーマは日本の古典文学だというのに、
ピイヒャララという和楽器の音色は聞こえない。

「桃尻語訳枕草子」を読んだ時はびっくりしましたねぇ。
この"おほほのほ"口調はなんなの?
対訳の後に延々と続く長くて面白くてタメになる解説。
貴方の本を読むと楽しいけれど、へとへとになります。

私は、世間にごまんといる源氏物語ファンのひとりだが、悲しいかな原文を読むだけの教養は持っていない。
むづかしいんだもの、句読点も主語もなくてひらがなが延々と続く、あんなものは読めない。

「源氏物語が読めないのはあったりまえ、ひらがなばかりの子供の文章で、
複雑な心理や社会背景を抱えた小説を書かれたら、わかるわけないでしょ。
難解な少女マンガみたいなもんだからね」
橋本治はマラカスを振りながらそう歌っている。

鎌倉時代までの日本語の文章は、未熟な過渡期の表現方法だった。
鎌倉時代の後半になって「漢字とひらがな」の普通の文章ができあがってようやく「わかる古典」が出てきた。
そうか、そうだったんだ。
古典が読めなかったのは、私の教養不足だけではないとわかってほっとした。

兼好法師の「徒然草」、後鳥羽上皇/源実朝の和歌について、橋本の解説はとどまることなく続いていく。
彼らの人となりが感じられるように書いていることもあって、読んでいるだけでとても楽しい。

橋本の語り口は濃すぎる、うるさすぎるというきらいはあるにしても、
古典を読むことへの助走をつけるには、これくらいのアクの強さは必要なんでしょうね。

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よくわかる、ための橋渡し
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投稿日: 2009/10/29 投稿者: kaz.
惜しむらくは、室町〜江戸時代の部分も載せて欲しかった
枕草子をはじめ古典の現代語訳で有名な著者が、古典がよくわかるよう指南した解説書。... 続きを読む
投稿日: 2009/5/2 投稿者: ほそみち
高校生と「古典」を分かりたいと思う大人に。
「受験生用の分かりやすい文学史」を目指していたとあります。
やっぱり!... 続きを読む
投稿日: 2008/6/8 投稿者: ドア子
これで古典が楽しめる
日本の書き言葉である「漢字かな混じり文」がどのようにして生まれてきたのかを判りやすく説明しつつ、古典はかしこまらずに、作者を生の人間としてとらえて、「へーそうなん... 続きを読む
投稿日: 2008/2/6 投稿者: パッション太郎
「古典がわかる」ということは文法が分かるということとは違う
... 続きを読む
投稿日: 2007/5/12 投稿者: yukkiebeer
古典に抵抗感が無くなる
古典に苦手意識がある人は読むとよいでしょう。

「源氏物語」は「難解な少女マンガ」のようなもの、... 続きを読む
投稿日: 2006/2/7 投稿者: 弾丸ロケット
読んで損はありません
とってもわかりやすい、概略書です。
すらすら読めて、楽しく読んでいるうちに文学史の全体像がわかる感じですね。... 続きを読む
投稿日: 2004/2/26 投稿者: gogoてんこ
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