タイトルどおり、Web2.0革命によって、これから何が起こるのか、75の変化を説明した内容です。
途中、『ウェブ進化論』や『ハイ・コンセプト』と同じような内容もありましたが、単なる類書とは異なる新しい記述がたくさんありました。
ネット革命で始まった変化がブロードバンド革命でその壁を破り、Web2.0革命で進化を遂げます。その大きな特徴は3つ。
1.衆知創発(草の根の人々の衆知の集結)
2.主客融合(生産者と消費者の区別の消滅)
3.感性共有(顧客の共感を得るのではなく、顧客に共感する)
情報革命は、単なる情報技術の革命にとどまりません。情報の在り方が変わり、情報に関する権力の移行が起こります。
それは資本主義を変え、更には政治、経済、社会、文化の在り方、ひいては我々の働き方や生き方を根本的に変えて行きます。
最も印象に残ったのは、知識資本(具体的には人材)を所有・囲い込むことをしてはいけない、ということ。
今後、素晴らしい人材であればあるほど、社内にとどめおくことは困難になります。
それであれば、流出した人材とのネットワークを保ち、その企業の経営資源とすべきだと。
最後に、資本主義の進化は、日本型資本主義へと回帰していくと述べています。
これからやってくるのは、「日本の時代」。
それはどのようなものなのか、是非ご一読下さい。