今、東京で「物創り」に関わる最前線の人々を収録したインタビュー本。
とはいえ、単なるクリエイター紹介に留まらず、著者3人3様の切り口で
取材対象者にぶつかっている感じが熱くて心地よい。
まさに帯にあるコメント「偶有性の海に飛び込め!」(茂木健一郎氏)の
言葉通りの世界へと読み手を誘ってくれる。
個人的には、現在人気映画監督である山下敦弘・タナダユキ両氏と、
映画監督「群青いろ」のインタビューが面白かった。
どちらもここまで掘り下げたインタビューはなかなか見かけないので、
彼らのファンには、それだけでも一読の価値はあるはず。
実は母体であるウェブサイトも相当読み応えがあったため、
わざわざ本を購入する価値はあるのだろうかと迷っていたのだが、
本著ではコラムや注釈などが加わって情報量はさらに密になり、
購入して手元に置く価値は充分にあった!
数々のポートレイトも一見の価値あり。