特に、この世代の好みと実需を考えた商品開発が必要と主張する。例えば、団塊ジュニア世代はレトロ感を好むが、レトロな冷蔵庫は売れない。コンビニエンスストアで買い物をし、食事を作らない団塊ジュニアには、冷蔵庫は要らないのだ。
本書が勧めるマーケティングの内容には極めて常識的なことが多いが、驚くことにそれができず商品開発に失敗した企業が多い。足元を見たマーケティング戦略が必要なようだ。
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商品の開発というのは、よくニーズがあるからつくるというが、開発する者の理念が客の理念に合致していなければ、ピントが外れる。よって、世代のニーズを知ったつもりでも、真に理解するには社会に対する見識がまずもって必要といえる。売れる商品の開発とは、まず開発者自らの智恵を磨くことから始めなくてはいけない。
人間社会のありかたをどこまで知ったかということが金を生むといえる。
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