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これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学
 
 

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学 [単行本]

マイケル・サンデル , Michael J. Sandel , 鬼澤 忍
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (203件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,415 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

『ハーバード白熱教室』NHK教育テレビにて放送中(2010年4月4日~6月20日、毎週日曜18:00~19:00、全12回)!

ハーバード大学史上最多の履修生数をほこる超人気哲学講義、待望の書籍化!

推薦:宮台真司氏



1人を殺せば5人が助かる状況があったとしたら、あなたはその1人を殺すべきか? 金持ちに高い税金を課し、貧しい人びとに再分配するのは公正なことだろうか? 前の世代が犯した過ちについて、私たちに償いの義務はあるのだろうか――。

つまるところこれらは、「正義」をめぐる哲学の問題なのだ。社会に生きるうえで私たちが直面する、正解のない、にもかかわらず決断をせまられる問題である。

哲学は、机上の空論では断じてない。金融危機、経済格差、テロ、戦後補償といった、現代世界を覆う無数の困難の奥には、つねにこうした哲学・倫理の問題が潜んでいる。この問題に向き合うことなしには、よい社会をつくり、そこで生きることはできない。

アリストテレス、ロック、カント、ベンサム、ミル、ロールズ、そしてノージックといった古今の哲学者たちは、これらにどう取り組んだのだろう。彼らの考えを吟味することで、見えてくるものがきっとあるはずだ。

ハーバード大学史上空前の履修者数を記録しつづける、超人気講義「Justice(正義)」をもとにした全米ベストセラー"Justice: What's the Right Thing to Do?"、待望の邦訳。

内容(「BOOK」データベースより)

哲学は、机上の空論では断じてない。金融危機、経済格差、テロ、戦後補償といった、現代世界を覆う無数の困難の奥には、つねにこうした哲学・倫理の問題が潜んでいる。この問題に向き合うことなしには、よい社会をつくり、そこで生きることはできない。アリストテレス、ロック、カント、ベンサム、ミル、ロールズ、そしてノージックといった古今の哲学者たちは、これらにどう取り組んだのだろう。彼らの考えを吟味することで、見えてくるものがきっとあるはずだ。ハーバード大学史上空前の履修者数を記録しつづける、超人気講義「Justice(正義)」をもとにした全米ベストセラー、待望の邦訳。

登録情報

  • 単行本: 384ページ
  • 出版社: 早川書房 (2010/5/22)
  • 言語 日本語, 日本語, 日本語
  • ISBN-10: 4152091312
  • ISBN-13: 978-4152091314
  • 発売日: 2010/5/22
  • 商品の寸法: 19 x 14 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (203件のカスタマーレビュー)
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794 人中、718人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hamachobi トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
巷の噂ではものすごく売れているという政治哲学の本。ハーバード大学で政治哲学を教えているということだけど、その講義がものすごい人気で、テレビでも放送されたほど。日本でも、現在、NHK教育テレビで『ハーバード白熱教室』として放送されている。
学生時代、「正義論」については関心があったので、ロールズやノージック、ドゥオーキンらの著作は読んだけど、そんなに万人受けするものではないと思うが、テレビの影響があるとはいえ、日本でもこんなに読まれるということは、やはり、内容的にもいい本なのだろう。

読んでみると思った以上に読みやすい。翻訳者の力量もあるのだとは思うが、著者の非常に論理的な構成力と、上手に具体例を交える能力のおかげで、とても分かりやすく説得力のある内容になっている。
最も感心したのは、アリストテレス、ロック、カント、ベンサムなどの過去の哲学者から、ロールズ、ノージックといった現代の哲学者まで、彼らの主張を丁寧に紹介しながら、巧みにそれを、経済格差など現代の社会問題にあてはめ、コミュニタリアンとしての自分の主張につなげていくところ。

一時期、ロールズの正義論に魅かれていた(といってもちゃんと理解してたわけじゃないけど。)自分でも、著者の主張に肯いてしまいそうになる。

でも、ちょっと危ない。

確かに彼の主張は彼の文章力もあって説得力もあるし、現代のアメリカ社会の批判にもなってはいるんだけど、共同体を強調することで、現状のアメリカ、オバマのもとでのアメリカを肯定する意図が見え隠れしている。本当にオバマが目指す社会は、「正義」にかなうのか。それは、誰にとっての「正義」なのか。

私には、ハーバード大学の教授の主張を論破する能力はないけれど、どこか危うげな感じを受けてしまう。こういう本こそ、批判的に読めるようにありたい。できれば、サンデル批判の「正義」論を読んでみたい。
このレビューは参考になりましたか?
17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By k4443
形式:単行本
鋭い切り口と社会批判、TVでの公開講義も大人気となったマイケル・サンデル氏の著書、日本語訳。
自分はTVをみて、それから読ませてもらった。
出だしから、このアマ○ンでも問題のハリケーンのあった地域での転売屋の是非についてであった。
転売行為が悪か?と根本的な議論から始まり、非常に高度な正義論を展開するが口当たりはやさしくそれこそ大学や高校の教科書にしてもいいくらいだ。
これを読まない学生はちょっと損をしていると言ってもいい。
ただ、この本で重要なのは、サンデル氏の博識と英知に感動する事ではなく、「自分で正しいと思うことは何か?また何を根拠にしてそう思っているのか?それは間違っていないか?」という客観視の感覚を養うことである。
ややもすると、知識に溺れ哲学に毒されてしまう可能性もある。
この素晴らしい『対話』の講義に感動するだけではこの本の価値は十全には引きださせないだろう。
このレビューは参考になりましたか?
532 人中、459人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「検察官の兄が、殺人犯の弟を匿うべきか?逮捕起訴すべきか?」
「難破された者が生き残るために救命ボートの定員を減らすよう、殺人を起こしてもいいのか?」

など「究極の2択」を使って、哲学をしていきます。割に面白く、そしてけっこう難しい。
経済学や社会学(統計を使った)でよく使われる方法で、詳細は「ソーカル事件」でググって頂くといいのですが、この手の議論では、非常に納得できる場合ほど穴が大きく、彼の場合もまたそうだ、と言うことです。

要するに「AかBか?」で始めてるんだけど、実はすでに「A」と言う結論ありきなんですね。で森羅万象から証拠や事実を集めているように見えて、実はAにとって都合の良いモノしか集めていない。だから絶対に答えはAになる。
だから本人は「まぎれもなくAだ」と言ってるんだけど、周りから見ればだいぶズレがある、ってことは多いわけです。

問題は彼が、バリバリの共同体主義だと言うことですね。
だから「裁判官」のようにフェアに見えて、実は「検察側」なんです。で「検察側」にとって都合のいい話ばかりする、
検察官の彼に裁判官のポジション(政府の要職など)を与えれば、ズルいですよね。
弁護士側がどんなに上手に訴えても、敵わなくなる。

レトリック法としては、非常に巧妙で、参考になるんですけど、
ハーバードの肩書き、そして巧妙なレトリックのせいで、100人が100人「○○が正しい」って流れちゃうんが怖いですね。

実は僕も共同体主義者ではあるんですが、だからこそ「穴」はだいぶ見つけられるんですね。
これ1冊読んで分かった気になってる人が多いと思う。
でもそうじゃなくて、これを機にたくさん本を読み、また遊びや仕事の中から「正義」を見つけ出すべきですよ。
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最近のカスタマーレビュー
哲学が生きた学問であることを認識した
... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: まる・ち
答えがないことを導き出すことの重要性を痛感
評判になった本なので、いまさらながら読んでみる。
おもしろい!
文字が小さいので読書好きの人でなければ、読みにくいかもしれない。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: 品川大樹
評判ほどには・・・
_
一世を風靡したサンデル教授だが、何かイマイチ。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: kuy71
本書の主張も含めて議論の対象としたい
ハーバード熱血教室で有名になったサンデル教授の著書をようやく読む機会を得た。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: TakahiroPE
とにかくサンデルさんのファシリテーションがスゴすぎ!
完読していないので、書評として掲載するのはちょっとフェアでないような気もしますが、とりあえず。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: shigatakeshi
講義を盛り上げるのが上手いだけではない。とても重要な問題提起。
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投稿日: 4か月前 投稿者: ふんふん
議論を渙発させる、画期的な本
「政治学入門」「政治思想史」等の授業を大学で履修したことがあれば、リベラル対... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: eupcaccia
今、Justice を考える時・・・・
著者 マイケル・サンデル教授が、複雑な現代社会で、
「正義」とは何か?を、冷静かつ、論理的に考えを紹介
されている。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: 永久機関∞
届きました。
丁寧な梱包で、商品を大切に送って頂きました。迅速な対応でした。
助かりました。ありがとう御座いました。商品も綺麗でした。
投稿日: 5か月前 投稿者: 購入者
噂にたがわぬ必読本。
遅ればせながら読みましたが、近年でもっともエキサイティングな読書体験になりました。
「正義」とはどこにあるのか。そもそも正義とは何なのか。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: 黒連星
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