3巻まで読んでも、この作品が何を伝えたいのか、何を描きたいのか一向に見えない。
登場人物は増えていき、縦や横のつながりが少しずつ広がってきても、そもそも誰を描きたいのかも見えてこない。
むしろ出てくる人間が増えるごとに一人一人の印象、特に主役のリュリュたちが薄れる。
漫画としての物語があって無い様で、絵は本当に綺麗なだけに心底勿体無い…
───と思っていたのですが、某所での作者氏のインタビューを見るに
この作品はそもそもシチュエーションを重視した、「絵であること」が最優先のイラスト漫画として
描かれているようで、納得がいきました。
意図的にか、それともストーリーを作るのが本当に苦手ゆえにこうなったのかは分かりませんが、
単純に「リュリュかわいい」「背景すげえ」「カティーナさんprpr」などと美麗な絵を堪能すれば
間違いなく幸せになれます。
この3巻では作中時間が夏に入るのですが、1巻の頃より塗りの彩度が上がっていて
夏の眩しさが非常に上手く表されています。肌色率も上がったので目にも眩しい嬉しい。