内容紹介
当然、ITコンサルタントのニーズは高まり、高額報酬が約束される魅力ある職種となっているわけですが、SEやプログラマ、IT企画担当者がいざITコンサルタントを目指そうと思っても、ITコンサルティング全体を俯瞰できる本は存在しませんでした。
本書は、「仕事の流れ」「コンサルタントの働き方」「報酬レベル」といったITコンサルティングの概要を解説したのち、
◎ITコンサルティングの領域(CRM、SCM、EA、ITデューデリジェンス etc.)
◎ITコンサルティングのツール(プロセスモデル、成熟度モデル、ITIL、SWEBOK etc.)
◎ITコンサルタントのスキル(思考ツール活用力、マネジメント力、戦略立案力 etc.)
を網羅的に解説する、貴重な1冊です。
「就職・転職のスキル」や初学者のための用語集も充実しており、ITコンサルタントを目指す業界関係者だけでなく、IT業界を志望する学生にも通読可能な、わかりやすい1冊となっています。
著者からのコメント
をテーマに、仕事やスキル、キャリアなどを網羅した本は少ないと思います。
実は、「コンサルティング」そのものは、企業が問題解決をするための普遍的手段で
しかありません。経営とITが不可分の関係になっている現在、解決策としてITを活用
するITコンサルティングこそ、「実現手段を兼ね備えたコンサルティングサービス」
といえるのではないでしょうか。
本書では、IT化のその先の狙いを達成するITコンサルタントのあるべき姿を描きました。
実際には、「ITコンサルティング」の定義はさまざまで、IT戦略の立案やパッケージ
適用コンサル、Webコンサルなどがあります。このなかで、クライアントの経営にもっ
とも貢献できるのが、IT戦略を立案し実行を支援するITコンサルティングです。
IT戦略といえば、経営戦略にもとづいて実行するものと一般的には理解されています。
しかし、最近では、IT戦略の主導により経営戦略を差別化するアプローチが重要に
なってきています。
たとえば、ネットを活用した新しいビジネスモデルの構築、Webを生かした企業ブランド
戦略の見直しなど、IT投資は"企業変革のレバレッジ"として存在意義を増しており、
これを支援するITコンサルティングの役割は大変大きくなっています。
本書では、ITコンサルティングの意義や仕事の流れをおさえ、コンサルティングファーム
やシステムインテグレータなど、ITコンサルティング企業のポジショニング、ITコン
サルティングの値段などを概説します。
そして、CRMやSCM、ITデューデリジェンスなどのITコンサルティングの主な領域、戦略
マップやビジネスモデリング、ベストプラクティスなど、コンサルティングで使うツール
を解説します。
また、人物としてのITコンサルタントにも焦点を当てています。
ITコンサルタントにはどんな適性が必要か。また、どのようなスキルが必要なのか
を体系的にひもとき、活用できる資格やSEからのキャリアパスの例も取り上げます。
そして、学生の就活や転職活動にも役立つように、実際の面接官による評価基準を
公開し、SEやIT営業からの転職を想定した職務履歴書のサンプルもつけました。
SEからのキャリアアップに、ITコンサルティング企業への就活・転職に、そして
なによりもクライアントへの一層の貢献に活用いただければ幸いです。
著者について
プログラマからキャリアをスタートし、システムインテグレータに転職後、SEやITアーキテクト、ITコンサルタントとして、約20年にわたりシステム開発やITソリューションの適用支援などに携わる。現在はプロジェクトマネジメント、マーケティングに従事。SEのキャリアやスキルアップをテーマに、書籍や雑誌、ウェブ記事を企画・執筆。ITコーディネータ、PMP、CISA、経済産業省 情報処理技術者などの資格を保有。
井海 宏通(いかい ひろみち)
経営戦略オフィス代表。沖縄にて中小企業を対象とした経営コンサルティングに従事。著書は『SEのための流通の基礎知識』『個人情報保護士試験公式テキスト』(共著)など。中小企業診断士、システムアナリスト、プロジェクトマネージャ、システム監査技術者、上級システムアドミニストレータなどの資格を保有。
井形 元彦(いがた もとひこ)
SI企業に勤務。主な著書は『エンドユーザ・コンピューティングの現場から』(共著)、『ソフトウェア生産工学ハンドブック』(共著)。技術士(情報工学部門)、ITコーディネータ、CISA、経済産業省 情報処理技術者(情報処理システム監査技術者)、(社)日本経営士会所属。
菊地 範芳(きくち のりよし)
独立系ITコンサルタント。独ダイムラーベンツの日本法人にて、ITマネージャとして従事したのち、独立。企業戦略およびITを利用したマーケティングを中心にコンサルティングを提供。経営学修士(MBA)、ITコーディネータ。
鈴木 伸一郎(すずき しんいちろう)
パッケージ選定やシステム導入のコンサルティングに従事。著書は『SEのための金融の基礎知識』『個人情報保護士試験公式テキスト』(共著)、『IT業界がわかる』(共著)、『ERPとビジネス改革』(共著)など。経営学修士(MBA)、日本システムアナリスト協会会員、経営情報学会会員。
新田 龍(にった りょう)
株式会社ヴィべアータ代表取締役。人事戦略コンサルタント、大学講師、キャリア教育プロデューサー。企業の組織変革や採用支援に携わる一方、5,000名以上の面談経験を持ち、大学・高校でのキャリア指導実績多数。CDA資格保持。著書は『伝説の就活』シリーズなど。
野口 昌利(のぐち まさとし)
証券系シンクタンクに勤務。著書は『IT業界がわかる』(共著)、『SEのための金融の基礎知識』(共著)など。取得資格は、ITコーディネータ、経済産業省 情報処理技術者(システムアナリスト、システム監査技術者、プロジェクトマネージャほか)、日本システムアナリスト協会会員。
山口 伝(やまぐち でん)
流通業や製造業などでIT戦略策定支援やバランススコアカードの導入、情報系システム導入などのITコンサルティングに従事。著書は『IT業界がわかる』(共著)など。システムアナリスト、ITコーディネータ、PMPなどの資格を保有。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ソフトハウスのプログラマからキャリアをスタートし、システムインテグレータに転職。SEやITアーキテクト、ITコンサルタントとして、約20年にわたり、システム開発やITソリューションの適用支援などに携わる。現在は、プロジェクトマネジメント、マーケティングに従事。SEのキャリア形成やスキルアップをテーマに、書籍や雑誌、ウェブ記事を企画・執筆。ITコーディネータ、PMP、CISA、経済産業省情報処理技術者(システムアナリスト、プロジェクトマネージャ、システム監査技術者、上級システムアドミニストレータほか)などの資格を保有(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)