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この金融政策が日本経済を救う (光文社新書)
 
 

この金融政策が日本経済を救う (光文社新書) [新書]

高橋洋一
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

●緊急出版! マイナス金利で必ず景気は回復する!!
●とっつきにくい金融政策のことを、高校生でもわかるようにやさしく解説。国民のための正しい金融政策入門。

●日本経済は先行き不安感に覆われています。多くの人は「アメリカの強欲資本主義が破綻したせいで、サブプライムの損失が少ない日本で円高・株安が進んでいる。いい迷惑だ」と思っていることでしょう。
しかし日本経済の不調の原因は、サブプライムとはあまり関係ありません。こういうと「えっ」と驚くかもしれませんが、その原因は日本の金融政策の失敗にあります。
本書は、おそらく世界一簡単な金融政策の入門書です。数式を使わず、平易に、高校生でもわかるようにしました。なぜ今、金融政策が重要なのか、財政政策だけではダメなのか、そして、なぜ金利を上げてはダメなのか、本書読めば、理解していただけるはずです。

●2008年10月末。政府は早々と大型経済対策を固め、もはや日銀も逃げ切れず、政府筋から利下げの観測が出ていました。当然、政策金利を0.25%下げて0.25%にする、場合によってはゼロ金利政策までやるかもしれないとマーケットは予想し、株式市場は盛り上がりました。日経平均株価は、10月27日から30日にかけて7162円から9029円まで上昇したのです。ところが31日、日銀の利下げがわかるとともに8576円まで下がりました。市場は、利下げが0.25%ではなく0.2%だったことにあきれたのです。

【著者紹介】
高橋洋一(たかはしよういち)
一九五五年東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。一九八〇年、大蔵省(現・財務省)入省。理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、などを経て、二〇〇六年から内閣参事官。二〇〇七年に特別会計の「埋蔵金」を暴露し、一躍、脚光を浴びる。二〇〇八より東洋大学経済学部総合政策学科教授、金融庁顧問。著書に『財投改革の経済学』『霞が関をぶっ壊せ』(以上、東洋経済新報社)、『さらば財務省!』『日本は財政危機ではない!』(以上、講談社)、『霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」』(文春新書)などがある。

内容(「BOOK」データベースより)

世界一簡単な金融政策の入門書。数式を使わず、平易に、高校生でもわかるようにした。なぜ今、金融政策が重要なのか、財政政策だけではダメなのか、そして、なぜ金利を上げてはダメなのか、本書を読めば理解できる。

登録情報

  • 新書: 216ページ
  • 出版社: 光文社 (2008/12/16)
  • ISBN-10: 4334034845
  • ISBN-13: 978-4334034849
  • 発売日: 2008/12/16
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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48 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 金融緩和派の主張をサッと読める本, 2008/12/31
By 
徳保隆夫 (東京都) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: この金融政策が日本経済を救う (光文社新書) (新書)
本書は「金利を上げて景気回復」といった主張が選挙で通用してしまう日本の現状を憂う高橋洋一さんが、金融緩和派の主張をサッと読める形でまとめたものです。「世界一簡単な金融政策の入門書」と謳っていますが、「円高」「円安」「中央銀行」「財政政策」「金融引き締め」といった言葉は説明なしに登場しますからご注意ください。

本書の主張は以下の通りです。

・金融政策は遅れて効く。
・重要なのは名目金利ではなく実質金利。
・金融緩和を伴わない財政政策は無効。
・為替の安定、貿易・資本移動の自由、金融政策の独立性の3つを同時に達成することはできない。為替の安定を諦め、経済厚生の損失を最小化する金融政策を行うべき。
・景気の好不況に強く影響するのは個別物価ではなく一般物価。
・物価の上方バイアスに留意すると日本はデフレ継続中。
・日本銀行は適切な物価水準の目標を設定し、デフレを脱すべき。
・バブルを金融引き締めで予防するのは困難。事後の対応に十全を尽くせ。
・金融緩和を伴わない為替介入は無効。
・為替は金融政策による緩やかなコントロールが望ましい。

【高橋さんの提言】
需要の急速な減退により深刻な不況が生じている現在、欧米と同様、大胆な金融緩和を行う必要がある。また財政再建は増税ではなく景気回復による増収を考えよ。量的緩和と政府通貨の発行を行うべし。

私は高橋さんの主張に概ね賛成するのですが、異論の持ち主(日銀など)に対して「無能だから」「無責任だから」「私的な利害を優先しているから」といった類の説明をしているのはいただけません。実際には「議論の前提が異なるから結論が違う」のです。例えば国際金融のトリレンマについて「金融政策の自由度より固定的な為替相場を選択する」など。中傷を避け、ていねいに議論の前提を争ってほしいと思います。
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11 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 では、量的緩和で生じた資金はどこに行ったの?, 2009/3/18
レビュー対象商品: この金融政策が日本経済を救う (光文社新書) (新書)
著者は言う、「ゼロ金利でも、量的緩和によって実質金利はもっと下げられる。・・・現在の景気後退の主犯人は、・・・ましてサブプライムでもなく06年の金融引き締めだった」。
なる程、勉強になる。確かにもっと量的緩和続けたら、いいかもしれない。
しかし待てよ、日本の量的緩和によって生じた資金は、ほとんどが日本国内の投資に向かったのでしょうか。
野口悠紀雄氏等はそれらの相当部分が国外に渡り、この度のサブプライム問題を直接、間接的に、引き起こしたとも言っているのではなかったけ。
もちろん量的緩和が日本の景気の下支えに貢献したのは、事実であろう。
このあたりどうなのだろう。量的緩和が国外で害をもたらす可能性はないのでしょうか。
もし著者がこのレビューを見ていたら、頭の悪い私にこの点を分かりやすく教えてもらいたい。
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8 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 金融政策の重要性がわかる本, 2009/8/20
レビュー対象商品: この金融政策が日本経済を救う (光文社新書) (新書)
 埋蔵金男、小泉改革のスタッフでありながら、元財務官僚である著者が簡単に金融政策を説明するという本です。

 金融緩和こそが日本経済を救う処方箋とのことで、だいたい他のレビューで書かれているとおりのことが内容です。

 この本、金融について非常に読みやすく、また、官僚マインドについてもわかりやすく書かれているため、一読するだけの価値は十分にあると思います。

 日本の場合、やっぱり、円を少々安くする必要はあるのではないでしょうか。

 そうなると、やはり、金融緩和し、円の価値を下げる必要があると思います。

 それと、やはり、名目賃金が上昇した方が、デフレで実質賃金が上昇するより心理的にはいいと思います。

 
 読みやすい本なので一読してみてください。
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