性差別の現実を精査データーで延々と300頁余読まされます。それなのに、嫌になりません。筆力というものでしょう。アグネスチャンの明るいパーソナリティなるが故でもあるのかと思います。アグネスならば、明るい結論へと導いてくれるという期待が励みになって、暗いデーターを延々と辿っていきます。いみじくも表題は「この道は丘へと続く」とあります。展開が明るいのです。一節一節一章一章に展開が明るいのです。励まされて読み進みます。この道は丘(理想)に続いているに違いないと思えてくるのです。またそうなって欲しいと祈りもするのです。日本人の男性にとっては解かり難く煩瑣にみえる問題をゆっくりと押し付けることなく、時にアグネスの表情を思い浮かべながら微笑ましく、読み進めさせてくれます。