今回の北朝鮮ミサイル問題で、
議員の中にも「核武装」について議論すべきだという意見が出ている。
その際、欧州のような「ニュークリア・シェアリング」について
考えてもいいだろう。
しかしその際、アメリカがよしとするか、
また、是非の延長線上に「日米同盟」も存在する。
この2つについて議論されているのがこの本といってよい。
田母神氏の投げかけに長谷川氏が解説する場面が多いが、
田母神の論が国民感情だとしたら、
識者・長谷川が慎重に言葉を選んで解説しているといった感じだ。
実際に、アメリカは今回の北朝鮮のミサイル発射で
具体的な行動を取らなかった。
この本の「日米同盟」の裏側を知ると、
アメリカが東アジアに対して、
イラクやアフガンほどの関心がないのだということもわかる。
この本は「核について」「日米同盟について」など、
日本人が議論をするきっかけを作っているにすぎない。
国防といえば田母神氏がクローズアップされているが、
両氏の議論だけでなく、
さまざまな論客に語っていただきたいテーマである。