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19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ブーム本じゃない,
By 蕨市民 (蕨) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: この落語家に訊け! いま、噺家が語る新しい落語のかたち (単行本(ソフトカバー))
著者自身が「実際に何度も数多く聞いた落語家」だからこそ聞き出せる
「これが、あれが聞きたかった」インタビュー集です。 本業で長年、アーティストにインタビューしている仕事はダテではないようで、 ブームに乗ったあまたの落語関連の本、雑誌等のインタビュー記事とは違います。 「あの会は・・」と具体的な例を挙げてた話などは自分もいくつか聞いてた会があったこともあり、大変興味深かったです。 また「全く芸風が違うのにあの師匠に入門したのは?」なんて「よく聞くなあ・・」なんてやりとりもあったり。 他にも志らく師のネタの変化の経緯とか、喬太郎師のさん喬師匠への思いとか、 さらに特筆すべきは市馬、文左衛門、白酒、なんて上っ面の落語本ではまず聞けない師匠方の話もたっぷりありで、今いろいろな落語会を回ってる人にはオススメの本です。 前の「この落語家を聴け」でも感じましたが 「面白い人は追いかける、つまらない人は聴く必要はない」という はっきりしたポリシーは著者の強みです。これは外の世界にいるからこそ。 あちこちにいい顔しなくてはいけない業界内の評論家の人達と違うのです。 マズイもん出すようなヤツは許さない・・客の当然の要求ですね。 氏の著書を見ればマズイもんに遭わなくて済みます。 まぁ、珍味は自分で探すしかないんですが。
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
マニア向けではあるけれど,
By うなたま (東京都江東区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: この落語家に訊け! いま、噺家が語る新しい落語のかたち (単行本(ソフトカバー))
注目の噺家たちから、聴き出したいところを上手く引き出していると思います。
落語入門書としては厳しいと思いますが、この噺家たちの中に一人でも気になる噺家が居るのなら、読んで損は無いインタビュー集だと思います。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
落語家の肉声が聞こえるようなインタビュー、誰を聞いても外れなし,
By 鷺坂判内 "まさぞう" (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: この落語家に訊け! いま、噺家が語る新しい落語のかたち (単行本(ソフトカバー))
いつも落語会に行くと、最前列近くに見慣れた人。それがこの著者。自分の金で、恐ろしい数の落語会を聞いているらしい。本書および著者の強みは、名人というよりは、旬の面白い人気落語家に、落語論、創作の苦労、落語家になったきっかけ、前座時代、師匠論などについて、極めて率直に質問をぶつけ、打てば響くインタビューで一冊を纏め上げている。恐れ入りました。
本書に登場する7人の落語家の落語会は、常に外れがなく、新鮮で面白いのだが、その陰にどんな苦労があるのか、どうして彼らの落語は面白いのか(世の中にはあまり面白くない落語家もいる)、秘密が明かされている。 談春、三三が外れたのは、著者の趣味なのか、既に名人ということなのだろうか。選択の基準は著者にとって面白い落語家。殆どめぼしい落語会に行かれている方の選択なので、間違いは有り得ません。 インタビューの構成が良いため、まるで本人が目の前でしゃべっているように思える。特に、白酒、談笑、文左衛門が秀逸。写真も一流。
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