いきなり濃い濡れ場から始まる素晴らしい小説です(笑)
攻である組長が、あの手この手を使ってクールで毒舌の弁護士を絡め取っていくところがいい。
強硬手段&無理強いのオンパレードですが、コミカルに描かれているので笑えます。
これぞ「ザ・傲慢」の見本ですね、組長。
あまりの快感に負け、受が体の関係に突入しちゃうまでは良かったのです。
ただ、受が弁護士として組と係わっていくことになるきっかけとなった事件が、なんとも小粒。
1万人の組員を束ねる組長に、部下が直々に報告を入れるほどの内容じゃないんですよね。
その後、組専属の弁護士になる覚悟をし、組長の恋人だということも自認するまでの
過程がややあっけなかったです。
もう少し逡巡するなりしてほしかったな。
そういうすごい決断をするにはそれなりのスケールの事件とかエピソードが必要でしょう。
というところが気になってしまったので★1個減点させてもらいました。
二人のテンポのいい会話はとても面白いです。お薦めします。