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この悲しみの意味を知ることができるなら―世田谷事件・喪失と再生の物語
 
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この悲しみの意味を知ることができるなら―世田谷事件・喪失と再生の物語 [単行本]

入江 杏
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

平凡だがあたたかな暮らしが
ある日突然、根底から揺るがされたとき――
人は何を思い、どう生きるのか?

被害者・泰子さんの姉が7年の沈黙を破って語り出す、事件直後の悪夢の日々と、その後の道のり。

喪失の悲しみ、自責の念、「未解決」の恐怖と焦りを心の内に抱えながら、警察・メディアへの対応、無責任な好奇の目を向ける世間との闘いを余儀なくされた一人の女性が、その壮絶な歳月の果てに見出したのは、それでも人生に「イエス」と言って生きたいという、生への希求、幸福への意志だった。

人間の底知れない悪意に打ちのめされながら、人としての尊厳と誇りを賭けて歩んだ、魂の再生への道のり。

内容(「BOOK」データベースより)

ある日突然隣家に住む最愛の妹一家を奪われ平凡だがあたたかな暮らしを一夜にして失った女性。事件直後の悪夢の日々、そして立ち直りを模索しつづけた家族の道のり。

登録情報

  • 単行本: 265ページ
  • 出版社: 春秋社 (2007/12/3)
  • ISBN-10: 4393364945
  • ISBN-13: 978-4393364949
  • 発売日: 2007/12/3
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
「世田谷一家殺人事件」の被害者の姉の手記、と聞けばなにか怖い気がして、本を手にすることをためらってしまうかも知れない。でも、そんな不安とは無縁のやさしさの満ち溢れた本だった。深い悲しみの淵から少しずつ立ち直ろう、前を見つめようとする筆者の正直すぎるほどの、きまじめな姿が胸を打つ。
 先日終わった「風のガーデン」のドラマに家族の姿が重なってくる。自閉的な発達障害を抱えた男の子と、けなげに支える小学生の姉、悩みながらも毎日絵本を読み聞かせる母親、そんな家族を静かにゆったり見守る父親。父親だけはドラマとすこし違っているけれど、あの「風のガーデン」の美しさと悲しさとやさしさは、そのままだった。
 ほんとに、懸命に、精一杯生き抜いた、稀有な家族だったのだ。
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17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 薪能
形式:単行本
ここで語られる姉である著者の被害者である妹さん。障害の歳端も行かない息子さんを抱えて、非業の死を遂げるまで、「一生懸命、生き甲斐」とかいう月並みなことばを超えた、子どもと共に明日を前向きに生き抜こうという姿勢。姉は、7年という時間の経過のあと、これこそ語り継ぐべきと思った、そして自身は新たに見いだした絵本の語りを通して、妹家族の懸命さを伝えたいと希う−−。
いつか放映のテレビで垣間見た、お姉さんの新しい仕事(天職)、童話の語りの調子とその笑顔に、私は打たれました。本著によってこの理由がよく分かりました。
さらに著者のお母さん、ご主人、息子さん、宮澤さんのご両親、この事件に立ち向かう姿勢が、それぞれのお立場を著者が気丈に引き受けられて、事件の傷の深さを教えてくれています。
市井のこういう人たちの「生」をどうして奪わねばいけないのでしょうか。一時も早く解決して欲しいと、念じずにはおられませんでした。
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3 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
未だ未解決のこの事件。真実を知ることが出来ないなら、せめて少しでも情報が欲しいと思い読んでみましたが、被害者の姉が書いたものなので、被害者家族の悲しみや動揺ばかりが強く伝わってきて、残念さ、遣る瀬無さ、何故こんな事が起きたのか、という行き場の無い彼女たちの思いだけが心に残りました。全ての事に意味があるといいますが、この事件は一体どんな意味があったというのでしょうか。被害者夫婦の人間性や人間関係をもっと知りたかったですが、筆者の文章からはあまり読み取ることはできませんでした。ただただ空虚な気持ちが残りました。
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