本書を表面上なぞると「中国関連ほか一部の銘柄の株価が上昇〜局所バブル相場に」という話になろうかと思う。注目される関連銘柄、株価が上昇すると確信する背景としてアノマリーや過去の法則などを初心者にもわかりやすく解説している。
しかし私はこの本の核(コア)は、随所に散りばめられた著者のかねてからの主張である「儲かる人はこんな思考なんです」という投資家としてあるべき心構え、物の考え方にあると感じた。第1章の「株価が上がらないのは日経平均株価の構造問題」という「着眼点」が興味深いし、以降も注目に値する着眼点が平易な文章で書かれている。頭をやわらかくするつもりでこの本を手にとってみることをおすすめしたい。
最後に本書で一番好きなフレーズを引用します・・・「株式投資はお金を儲けること以上の意味や意義を求めるものではないと考えています。また、そのプロセスを問われるものでもなく、結果がすべてです。」