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この国を守るための外交戦略 (PHP新書)
 
 

この国を守るための外交戦略 (PHP新書) [新書]

岡崎 久彦
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

アメリカ、イラク、北朝鮮、韓国、そして中国。激しく揺れ動
く世界情勢下で、日本が生き残ることはできるのか?
「靖国問題に終止符を打つには」「遊就館展示修正の真意」「台湾海峡危機は来
るのか」「政権維持の秘訣とは」「日米同盟のあり方」「核武装は必要か」----
すべての答えは明白である。中国に譲歩はせず、日米同盟を維持せよと著者はい
う。
国家と国民の安全と繁栄を守るために、いま日本に求められる外交とは----国際
情勢分析における第一人者の知的品位に満ちた論が冴える。
*      *      *       *      *日本の核武
装論は、日米同盟によって日本の国家と国民の安全と繁栄を守っているという、
現に成功している政策の枠内で考えねばならない。(中略)北朝鮮、イランのよ
うに米国と対立的な核武装もあるが、それは日本が選択すべき道でないことは明
らかである。
(「核戦略論序説--まえがきに代えて」より)

内容(「BOOK」データベースより)

アメリカ、イラク、北朝鮮、韓国、そして中国。激しく揺れ動く世界情勢下で、日本が生き残ることはできるのか?「靖国問題に終止符を打つには」「遊就館展示修正の真意」「台湾海峡危機は来るのか」「政権維持の秘訣とは」「日米同盟のあり方」「核武装は必要か」―すべての答えは明白である。中国に譲歩はせず、日米同盟を維持せよと著者はいう。国家と国民の安全と繁栄を守るために、いま日本に求められる外交とは―国際情勢分析における第一人者の知的品位に満ちた論が冴える。

登録情報

  • 新書: 224ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2007/4/17)
  • ISBN-10: 4569691870
  • ISBN-13: 978-4569691879
  • 発売日: 2007/4/17
  • 商品の寸法: 17 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 632,831位 (本のベストセラーを見る)
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By dejima2001 VINE™ メンバー
形式:新書
元駐タイ大使である岡崎久彦氏の最近の論文集である。

岡崎氏の立場ははっきりしていて、

日米同盟こそ現実的かつ最良の選択肢ということである。

著者の言う通り日英同盟の30年と日米同盟の50年は

日本にとって安定した時期であった。

これからも日米安保が軸になることは間違いないだろう。

少し気になるのは、

以前イラク戦争を積極的に支持していた著者が、

その後の混迷のイラクを前にして論調が変わったことと、

対等な立場での日米同盟について展望を示していない点である。

前者については西部邁氏による指摘が厳しいところだ。

後者は、自主防衛を前提にした日米同盟こそ将来に向けた

日本のあるべき姿と考えるが、そこまでの言及はない。

もともと新聞などに掲載の論文であり、論理もわかりやすく

外交問題入門編と捉えるとよいだろう。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
歴史的、地政学的に深い理解のある著者によるロングタームでなおかつワールドワイドに書かれた現代日本の外交/政治論。新聞雑誌等に掲載されたものが多く読みやすいが、著者の経歴からのリアリティにあふれた、なおかつ歴史観を入れながらの堅牢に構築された論理に触れるとこれまで論じられた近代日本についての歴史認識が文学的に過ぎないのではないかと思うくらい濃厚であった。親米保守の立場から、日本がとるべき外交戦略は成功している現行の国際的枠組みー日米同盟を堅持強化し、中国には毅然とすることであると明快に論じてあるのだが、我が国近隣で生じた問題を例に引き、リアルで英知にみちた説明となっていてそれぞれがとても面白い。

この極東アジアにあって、日本はなぜ英国同様に米国にとって重要なパートナーか。ユーラシア大陸の一筋縄ではいかない国々ー仏独露中を両端で英国と日本が接しているという地政学的な見地から、米国にとっても日米同盟は米英関係と比肩しうる関係であり、日米同盟は両国にとっては利害が一致しているはずだと言う意見も妙に説得力が感じられた。核武装論についてもリアルに見識高く、前書きに書かれている。ただ本当に困った近所のならず者国家については言及が少なく、著者も明快に書くことができなかったのであろうか。
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形式:新書
 マスコミに発表した筆者の記事を集めた論文集であり、主として小泉時代をカバーしたものである。この手の読み物は、タイムリーな時に読むのが一番である。それはもちろんなのだが、優れた評論というのは振り返って読めば、どれだけ今を言い当てていたかという、驚きにも似た感に打たれる。この筆者の評論もその類のものであり、今や眼前の脅威である中国の軍拡に警鐘を鳴らし、今や忘れ去られたかのようなあの小泉靖国問題が現実の政治にあまり問題を残さないであろうことなど、当代屈指の外交論客はあの時すでに鋭く見抜いていた。中国は経済依存により台湾取り込みを狙うだろうが、台湾の独立意識は政治的なものであって独立を維持するよう努めるだろうという論点も然りである。
 ひところ前の外交事情を鑑みれば、あの政権交代の狂乱の中に、日本が投げ捨てたものの大きさにも気づかされる。集団的自衛権の問題も、片付け得る寸前まで、あの時来ていたのだ。今さら日米同盟の是非を論ずるなど、この1年は日本外交退却の日々であったと、痛くも感じいる次第である。
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