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この人を見よ (岩波文庫)
 
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この人を見よ (岩波文庫) [文庫]

ニーチェ , F.W. Nietzsche , 手塚 富雄
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

『この人を見よ』が書かれたのは1888年の秋、ニーチェ(1844‐1900)44歳のときであり、以後彼は死の年まで11年間を狂気の闇に生きることになる。この破天荒な自伝は、あらゆる価値の根本的転換を説きつづけたニーチェの全思想について自らなされた解明であって、われわれはこれによって彼の内面的全体像を把握することができる。

内容(「MARC」データベースより)

岩波文庫を底本に、名著・古典籍を復刻刊行するシリーズ。「この人を見よ」を収録。※旧版からの復刻のため、一部読みにくいページがございます。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 214ページ
  • 出版社: 岩波書店; 改版 (1969/4/16)
  • ISBN-10: 4003363965
  • ISBN-13: 978-4003363966
  • 発売日: 1969/4/16
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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47 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ニーチェ自身による自伝的な本。ニーチェの思考、各著作について
彼自身が語っている。しかしある程度ニーチェ自身や
当時の社会情勢、ワーグナー等に知識が無いと厳しいかもしれない。
しかし終章の「私は何故一個の運命であるのか」は面白かった。
時間が無い人はこの章だけ読めばOKだろう。前提知識が無くても
この章だけは理解できるし、ニーチェ思想の基本がわかるし、
読む価値がある。ニーチェは君を挑発し、そして感銘を与えるだろう。
このレビューは参考になりましたか?
52 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ニーチェの他の著作もそうであるが、自伝において彼はもはや隠すことなく吐露する。私を見ろ。私をききのがしてくれるな。私は生きていたのだ。「わたしは人間ではない。わたしはダイナマイトだ」これは脅し文句ではない。なぜ彼がこんなことを言ったのか。誰が彼にこの危急の叫びをあげさせたのか。人間どもはニーチェを救ってやれなかった。確かにテキストは作者と切り離されなければならないかもしれず、何よりもそれを願っていたのがニーチェであろうし、彼本人が自身の思想への同情を危惧していたことは識者が指摘するまでもないことなのであるが、そのことを百万回繰り返し確認してきたにもかからわず、本書においては人は徹底的に彼に同調し彼とともに感じざるをえない。血の色が違うものが読むようには、彼は書いてはいないのである。また本書を読むと、彼の他の著作を読んだものには奇異に感じられる記述が散出するが、それが理解できたものでなければ、ニーチェを単なるストレス解消剤として読む読み方を脱せれまい。彼の晩年の存在論はあまり知られておらず、仏教とほとんど僅差なかったその境地があまりに端的に本書では述べられるので、戸惑いを覚えるかもしれない。それはすでにツァラツストラが語っていたのであるが。だから手塚富雄の訳は心底読みやすいにもかからわず、「わたしはいかにしてわたしとなるか」という副題を訳しそねた。ニーチェは40をすぎた歳で広々とした大洋の未来を見つめ、これまで自分にはいかなる奮闘努力もなかったという。同時に彼は、自分が史上最も恐ろしい人間でありキリスト教を初めて暴いた者であると言う。ここには無限に人間にいじめられたがゆえに無限に世界を肯定するしかなかった1個の孤独な魂がある。
このレビューは参考になりましたか?
62 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ニーチェ特有の極端過ぎる潔癖思想、分かるんだけど付き合いきれないやり過ぎ思想。寛容さを欠いたある意味カッチコンコッチンな人間美学。これを読むと、どうしてニーチェが発狂したのかがよく分かる。実際彼はこの作品執筆後に我慢出来なくってしまったのだ。本来少しずつ少しずつ変化を加えていく思想性を、一気に、全部、転換せねばならんというあの考え方にはマズ多くの人間は頭はで理解出来ても、気持ちがついていかないはずです。

一つ言えることは、文字を読んで解釈するという意味ではそんなにムズカシイ一作ではないのかもしれませんが、あの極端さと底の抜けの疲労感、絶望感、倦怠感を受け入れるのはチョット無理。少なくても僕は無理。面白いんだけど、胸が痛い。頭の問題というより、心の問題。好奇心で手を出して、痛い思いしてしまいました。ただ、スゴさと面白さは折り紙つき。

「どうしてあなたはそこまで言ってしまうんだ!!?」というぐらいに、自分自身の精神タブーの一切を「何が悪いっ!!」と自分自身に怒鳴りつけてでもいるかのように書きなぐる作業を、彼は必要に必要に何度も行うのである。その様は苦行以外の何物でもありません。天才やズバ抜けた知識人でさえ戸惑う、自分が天才であること、自分が恐ろしく頭が切れること、を誰よりも自分自身が知っていながら知らないフリをしているということを隠している、という事実の暴露。これほど惹きつけられる物はありません。正直過ぎることがいかに偉大で、いかに危険かよく分かりまいした。

いろいろ言いましたが、一度ぐらい読んでみてもいいと思うし、べつに読んだからって性格が悪くなったり、死にたくなったり、するというわけではありません。そういう人もいるかもしれませんが...。

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抱腹絶倒間違いナシのこの一冊!我々俗人にとっての哲学の「くだらなさ」を余すところ無く分からせていただける不朽の名著です!
いやほんと、手に取ってみて下さいな。
最近なんか世間受けしておられるニーチェ様のありがたーいお話がいっぱい。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: すなフキン
読書会用
久しぶりに読みました。こんな本でしたっけと思いながら。
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投稿日: 2006/2/15 投稿者: misidazai
20世紀最高の名著の1冊
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最初、ニーチェはR・ヴァーグナーを賞賛し、友人関係にもなりましたが、晩年、手のひらを返したようにR・ヴァ-グナーを批判し始めます。そんなニーチェの芸術に対する思想... 続きを読む
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