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この世界の片隅に 中 (アクションコミックス)
 
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この世界の片隅に 中 (アクションコミックス) [コミック]

こうの 史代
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

すずも北條家に嫁ぎあくせくしてる間に、ようやく呉の街にも馴染んできた。リンさんという友達もできた。夫婦ゲンカもする。しかし戦況は厳しくなり、配給も乏しく日々の生活に陰りが…。そして昭和20年3月、ついに呉の街にも大規模な空襲が! 戦争という容赦のない暗雲の中、すずは、ただひたすら日々を誠実に生きていく。

登録情報

  • コミック: 138ページ
  • 出版社: 双葉社 (2008/7/11)
  • ISBN-10: 4575941794
  • ISBN-13: 978-4575941791
  • 発売日: 2008/7/11
  • 商品の寸法: 20.8 x 14.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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By 辰己 トップ100レビュアー
形式:コミック
呉に嫁いで半年……すずの日常にも少しずつ「戦争」の色が濃くなり始める。
闇市、防空壕……戦争という暗闇がじわじわと日常を染めていくなか
すずはあくまで健気だ。

本書は連載12回目(昭和19年7月)から、連載28回目(昭和20年4月)まで。
上巻と同様、とりたてて反戦平和を叫ぶわけでもない。
しかし、あたたかなペンのタッチとやわらかい広島弁で語られるさりげない日常が
ページをめくるごとに、徐々に壊れていく。
その様子が切ない。

だからこそよけいに、今平和で生きている私たちに「戦争」というものの重さを
突きつけられているように思う。
たしかに「あの戦争」から60余年が過ぎた。現在の価値観であの戦争の是非を論じるのは
ナンセンスなのかもしれないと私も思う。
しかし、それでもやはり戦争は起こってはならない。
そう思うことにこそ意味があると思う。

19年12月、幼なじみの水原が呉を訪ねる。すずが密かに思いを寄せていた男性だ。
夫の周作は水原を「申し訳ないが、わしはあんたをここに泊めるわけにはいかん」と
納屋の二階に泊まらせる。しかしすずに、

「あんかをつけた。もっていってあげんさい。そいで折角じゃしゆっくり話でもしたらええ」

と、水原のところに行かせる。
「もう会えんかもしれんけえのお……」と。

人類の歴史は戦争の歴史でもある。戦争が歴史をつくったともいえる。
だからといって、戦争は「是」なのだろうか。
戦争の影には、この本で描かれているような「ゆるやかに壊れていく日常」があることを
私たちは考えなければならないし、感じなければならない。

スクリーントーンをいっさい使わない、こうのさんのペンが、控えめにそう言っているように思える。
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24 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By u猫 VINE™ メンバー
形式:コミック
上巻を読んだ時にも思いましたが、物語の舞台が、昭和20年、広島県であることをのぞけば、見合いで初めて出会って夫婦になり、家族になった人々の日常を描いた、ホノボノするいいお話なのです。
特にこの中巻は、上巻に出てきた主人公のほのかな恋の行く末と、旦那さんの結婚前の恋物語の描写が素晴らしく、恋愛漫画としてもとってもよい出来です!
そんな調子なので、戦争映画に出てくるような、「非日常」の描写は意外なほど少なく、本当は戦争というのは、今の我々と変わらない日常の縁続きにあったのだということがよく伝わってきます。
戦争の恐ろしさを描く方法には色々あると思いますが、これだけ丁寧に日常生活を描くことで、逆に戦争の恐ろしさがにじみ出ています。
異常事態は映画のようにファンファーレが鳴って始まるものではなく、日常生活の隣に潜んでいて、気がつくと巻き込まれていたという方が正解なのかもしれませんね・・・
このレビューは参考になりましたか?
32 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yom_sky
形式:コミック
物語は昭和20年4月まで進む。8月まであと4ヶ月まで。

誰もが聖人でもなく。誰もが悪人でもない。
得もせず上手く行くこともあれば。どうにもならないこともある。
愛情も。嫉妬も。後悔も。
選ばなかった道に思いを馳せることもあり。
選んだ道の正しさを信じこむ必要もある。

普通の女性の、夫婦の、家族の人生を描いている物語。
しかし、戦争は色濃く影響を与えてきてしまっている。

完結の後は語り継がれることになるだろう作品を進行形で読める幸福。
早めの購読をお勧めいたします。
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健気なすずの姿に胸うたれる
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 昭和19年7月から20年4月の広島に暮らす... 続きを読む
投稿日: 2008/11/14 投稿者: yukkiebeer
この漫画家さんを知っていて良かった
こうの史代さんの作品は全て持っています。主人公には共通のひたむきさ、不器用さ、素直さがあり、作品にはどれも、とっても温かい何かが溢れています。... 続きを読む
投稿日: 2008/9/5 投稿者: 太陽
世界の片隅
やわらかいタッチの絵と穏やかに続く物語にこれから描かれるであろう悲劇が余計に重く響く。
投稿日: 2008/8/3 投稿者: たろう
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投稿日: 2008/7/23 投稿者: kewpie
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