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81 人中、76人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
あたたかく、やわらかいからこそ、伝わってくる悲しさ,
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レビュー対象商品: この世界の片隅に 下 (アクションコミックス) (コミック)
舞台は原爆投下の1945年……夏。悲劇的なストーリーが描かれていくのかと思ったら、 上中巻同様に、淡々と話が進んでいく。 ときにユーモアを交えながら、相変わらずのゆったりとしたというか ほのぼのというか……そういうあたたかさに包まれて、そして…… 「悲劇」が描かれる。 まるで、「戦争漫画のセオリー」へのアンチテーゼのようだった全3巻。 それを「あざとさ」と見た人もいただろう。 けれども私は、 こうのさんは、「そういう描き方をしたくなかっただけなのだ」と思う。 原爆投下を描いたこの下巻の表紙の暖かさの意味するものを 考えなければならないと思う。 戦争とは……と議論をふっかけるようなストーリーにせず、 あえて「日常」を描くことで、 その日常がじわりじわりと壊れていくことを伝えたかったのとだ思う。 しかしその中に、 「それでも私たちは生きていける」というメッセージがこめられている。 本当に悲しいこと、むごいことは、無理に悲しく伝えなくても、 きちんと伝わるのだと、読み終えて改めて思った。 もういちど、上巻から襟を正して、しっかりと読み返してみたいと思う。 著者がついに一度も大声では叫ばなかった「平和」というものの意味を 考えながら、傍観者にならずに。
60 人中、55人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ありがとう。,
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レビュー対象商品: この世界の片隅に 下 (アクションコミックス) (コミック)
この人の作品がすごいのは、どんなものを書いても根本的にはあたたかいことだと思います。戦争ものといえば、辛くて怖くて血だらけで、もう二度と読み返せないものしか知りませんでした。 悲しくなるばかりだと思っていたから、敬遠していました。 だけどこの作品は、ちょっと違う。 出て来る人達皆、あったかいんです。 それぞれが胸のよじれるような辛い現実に直面しても、尚。 もちろん戦争の残酷さは描かれていますが、だからこそ、人々のあたたかさが際立つのです。 本当に本気で、こういうものを守らなければいけないんだな、と強く思いました。 涙がしばらくとまりませんでした。 何度も読み返したい、大切な作品になりました。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
言葉にならない,
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レビュー対象商品: この世界の片隅に 下 (アクションコミックス) (コミック)
ふと気づいたら涙を流していました。感動の涙なのか、哀しみの涙なのか、歓びの涙なのか… 今でもわかりません。 ただ一つ思うのは、この作品を読んで良かった。読むべきだったというコトです。 私は戦争を知らない二十歳の学生です。 戦争を語るなんてできません。 ただ、できるだけ多くの人にこの本を勧めたいです。 そして、この世界の片隅に普通に生きていければ良いと思います。
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