正直に言おう。
ふと本屋で目に留まってこの本を買ったわけではない。
MinxZoneというバンドをたまたま知っており、たまたまプロデビューと同時発売の本があると知り、たまたま気が向いて買っただけだった。熱心なMinxZoneのファンでもない。たまたま……という偶然で手にしただけだった。
買って数日たち、ふと読んでみようと思って読み始めた。
読んで涙が止まらなかった。娘の誕生した瞬間を思い出した。
胎児仮死での緊急帝王切開で産まれ、たくさんの人の助けもあり今も元気に過ごしている娘の誕生を思い出した。
誕生日。大切な何かを思い出させて頂いた。
また。
ボーカルのユカリさんのエピソード。はじめて知った。ユカリさんが手にしたプロデビューの"重さ"を知った。
ここで初めて、同じく同時発売された曲"紙ピアノ"をYouTubeで聞いた。
さらに涙が止まらなくなった。きっと数日後には、CDを買ってしまっていると思う。
たまたまを卒業しよう。
熱心なファンの仲間入りをさせてもらいたくなった。娘が大きくなったら一緒にコンサートに出向きたいと思う。
そして、夢をあきらめない大切さを、娘にも知ってもらいたくなった。
環境、境遇、大きくなればなるほど、夢をあきらめたくなる気持ちが強くなる。それが、大人になるという事なのかもしれない。
でも。
あきらめなかった"子供のままの心"をもった大人だけが、夢をつかみとれるものだと教えてもらったから。娘にそれを教えてあげたい。大きくなった娘に、ぜひ、読ませたい一冊。