今年の人事異動で移った先の部署は海外からのお客が来たり外国の会議に出席したりという機会が頻繁にあるところであるため、英語の電子メールでアポとりや打ち合わせをすることが欠かせません。使い出のある英語表現を少しでも多く頭に刻み込もうと、最近(奥付によれば初版2007年9月5日)出たばかりの本書を手にとりました。
もともとは2004年前期のNHKラジオ「ビジネス英会話」のテキストの中で、ライティング編として掲載されていた項目を大幅に加筆したものとのことです。
「資料の請求」「見積もりの提示」「面会の申し込み」「パーティの出席」「業務提携の申し入れ」「契約書の送付」など、ビジネス・パートナーとの間で想定されるメールのサンプルと208の重要例文が掲載されています。
また「お役立ちコラム」なるものがところどころ掲げられていて、例えば金額の表し方($2,460,000とせずに$2.46 millionとするほうが読みやすい。)や、時間の表し方(24時間制で表示するときは時と分の間にはコロンを入れない:at 17:00 hours ではなくat 1700 hoursとする。)に関するおまけ情報にいちいち頷きました。
200頁強という小ぶりな割には、驚くほど多くの例文や役立つ情報が盛り込まれているという印象を持ちました。
しかしこの本にはさらに驚かされることがあるのです。
付属のCD-ROMにはコピー&ペーストして使えるように、本書掲載の例文がすべて収録されているのです。デジタルデータ化されているわけですから、自分が求める例文を瞬時に検索することができます。これならば全例文を必死になって暗記する必要もありません。太っ腹というかなんというか、これは破格のサービスといって良いのではないでしょうか。